いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

メンズが避けたい「結婚」の二文字が浮かんでる女、のひとり言

ゆるく会ってた年下の人がいるのだけれど、

この冬になって、

もしかして

これは付き合ってるのかな?って思うようになった。

 

もともと、どことなく

特別なやさしさを与えてくれてると感じていたけれど

寒さとともに

急速にこれは愛か?と思うものも感じる

 

・・・言い過ぎかもしれない。

 

言い過ぎかもしれないけれど、

なんとなく

安心できるというか、不安がない。

もちろん、今まで付き合った人にも

1ミリの不安もなかったし、長く付き合えたので

それが今までとの違いかというとそうじゃない。

 

付き合うという言葉はないけれど

たぶん彼は精一杯私を大切にしてくれてるのかなと感じることはあって

いつのまにか、

ハグが全力のハグになっていて、それが全身から気持ちが伝わってくるようになった。

 

いや、

これはのろけではない。

 

 

私、もしかして、

 

結婚するのか?

ちょっと予感するから、ここに記録しておきたいだけ。

 

もちろん、妙齢の私ですから、

「私でいいんですか????」って力込めて聞きたくなったり。

 

夢見る夢子ちゃんっていわれれたまま年食ってる私の

どこがよくって

どこが気に入ってくれてるのかって

半信半疑な状態でもあるわけで。

 

 

え、電撃結婚か?って

ちょっと妄想したりするけど、

ふと我に返ると、今はやりたいことややっておかなきゃならないことが

結構あるからそれはそれでクリアしておかなきゃならないし、

長くひとりで生きてきた習慣はそう急にも変えれないから

環境の変化が影響しないように

落ち着いてやっておきたいことひとつひとつをがんばらないと、とか

 

なんか

浮かれてる。

 

適当に済ましている食事も改善しなきゃいけないなとか

徐々に妄想が暴走していく。

 

いや、でも

浮かれてるだけ!

 

相手はただ彼女として楽しんでくれてるだけだし

と思い直す。

ひとりでがんばろうとしている私を維持しようとがんばる。

 

 

まあ、正直、素直には喜べないですからね。

結婚する相手ができたとしても。

なんか、

子供産むわけでもないし、

半分介護ですからね。

 

昔年の離れた彼と付き合ってた時、なにも思わなかったけど、

今自分が年上という立場になると、とたんに「介護」という言葉が現実味を帯びてきた。

反対される理由が、もしかしたら自分の年齢のせいなんかだと

もう、

存在自体ズタズタもんだろな。

 

覚悟しよう。。。

 

 

でも、そんな私のことでも

大切に思ってくれる人がいるのは、とてもありがたいと思うし、

そんな人は大切にしたい。

 

そりゃ誰だって、歳いったばばあ抱きたくないし、

横に連れたくないし。

一生努力ってことだな。

 

それも自分のためと思えばいいのか。

 

 

まあ、ハグされただけでも

女性ホルモン活発になって、ちょっとお肌の張りとかわかるから

歳取ってからの方が、

メンズのありがたみってわかるんだよね。

女性ホルモン、大切だよ。

年齢を重ねて綺麗でいれるのは、そばにいる男性のおかげだからね

 

 

この縁がこの先途中で途切れても

それはそこまでの縁だったということ。

この先

私は綺麗を保っていけるかってとこかな。

 

 

と、

 

私は、まあ女性ホルモンの分泌が張り切ってくれるから

ウキウキだけど、

メンズからしたら、

結婚の二文字がよぎっている女は、若かろうがどうであろうが

重いだろうな。

女性ってつい、一緒にいたいし結婚とか思ってしまう人多いけど

今自分で、

自分が書いてること、重いって思った。

 

重い。

 

 

いや、それ

結婚考えていない側からしたら重いだけっすよ。

きっと。

誕生日が一日違いの当たり前の人生を歩んでいる友達について

学生時代の友達で、誕生日が一日違うだけの女性がいる。

 

彼女は、私から見ると特になにも思わない、いいお嬢さんって感じなのだけど、

なんせ男性陣からはモテまくっていた。

お嫁さんにしたいタイプだったからだろう。

夏目雅子の顔の雰囲気で、着物美人。

着物モデルのスカウトがきたくらいだという。

 

 

その彼女は、いろんなお誘いに惑わされずに、ちょっとだけ社会人して学生時代から付き合っていたイケメン彼氏と早々に結婚した。

何度か新婚のお家に行ったけど、その時の感想は、旦那さんが彼女にぞっこんだなという、それしか印象がなかった。

 

結婚するとなると、女性って不安になるもので、

彼女は占いにいったという。

彼女の星まわりが強いから彼をカバーする、いい相性だったことを伝えてくれたことも覚えている。私が見る限りも彼女はそんなパワーも持ち合わせてる感じだった。

着物モデルにスカウトされるくらいだから、体はちょっと大きい感じでどっしりしていて、子供もたくさん産むだろうなという印象だった。

恋愛結婚とはいえ、私たちが若い時代はまだ「結婚」という言葉がかなり相手の家とのつながりに重きを置いている時代だから、彼女は子供が産めなかったらどうしようといらぬ心配もしていた。

そう、大好きな彼と結婚するけれど、マリッジブルーになってしまったのだ。

結婚に対してのプレッシャーで毎月の生理が止まってしまって、

もしや産めない体?と勘違いするから余計に悪循環。

どう気持ちを切り替えたのかは忘れてしまったけれど、無事に結婚はできた。

そして、子供も無事産んでいる。

 

私は、結婚していないので、友達のそんな若かりしときのことは結構覚えている。

でも、

もうそんな思い出は本人にとっては忘れ去った過去なんだなと痛感させられることが、ついにやってきた。

 

今年きた年賀状で、

おばあちゃんになりました

の一言が。

 

 

早婚の家計は早婚。

改めてみにつまされた。

そうか、もう産んだ子供たちは結婚する年齢になっていたんだ。

て、いくつだっけ??

早くないか??

 

20代前半の男子は、ちょっとくらい遊ぶ期間もあってほしいて思うし、

もうちょっと大人になってから結婚したって遅くないって思うけどな。

 

 

彼女たちはオシドリ夫婦で、円満な家庭を築いて、

私が引越しをしただけで、何かあったの???ってすごい心配をしてくれるくらいの平和な毎日を過ごしている。

そんな両親の元、いい息子たちは立派に育ち、きっとお母さんに似たタイプの女性を見つけて早々と家庭を持つ決心をしたんだろうな。

そう、家庭を持つっていいことなんだよって目の前でずっと見せていたんだろうな。

 

立派だな。

 

 

彼女と出会ってずっと、

生きている日数が同じで、

しかも彼女は絵に描いたような当たり前の人生をきちんと歩んでいる。

スタンダートがあると、自分と比較しやすい。

年賀状をみて、改めて彼女は正統派だと思った。

 

ほんとだったら、孫ができる歳なのか。

いや、彼女はそうだけど、多くの同い年はまだそうではない。

早く結婚したから、早くおばあちゃんにもなる。

 

 

生きる世界が違うな。

 

感想は、これに尽きる。

本当に、この一言しか出てこない。

 

私、がんばれ。

 

 

 

 

飽きられる王子様アイドルよ、おばさんは君たちを応援しているからね。

テレビコマーシャルでみる若い男性アイドルたち。

 

この人たちのことが好きで追っかけて、ブロマイドなんかも大量買いして、

本当に現実の彼氏かのように想いを馳せる。

 

いいな、若いって。

 

ふとそう思った次の瞬間。

 

まてよ、好きでいてもらえる期間て短いよね、いくらかっこよくても。

 

。。。そう感じてしまった。

 

 

ストライクな人であっても、10代はじめはそれこそ見る人見る人が新鮮だったりするから、こっちもあっちもって好きなアイドルがたくさんいるのはわからなくもない。

 

相手が自分のことを知ってなくても、自分が好きなんだから、というのはこれから恋愛をするためにいい訓練だとは思うし、とりあえずはいろんな顔がいるという目の肥やしにもなっていい。

 

それは10代の感覚として、考えたら当たり前かなと思ったりする。

現実にはいないサンタと同じように、相手はアイドルで、自分の気持ちを満たしてくれたらいいだけの話なのかもしれない。

身内の小学生中学生は、半年ぐらい経つと別のことに興味持ってるし、聞けばあっさりしたもので「今はこの人」と大人だったら結構引くような心変わりの速さ。

 

私は昔、アイドルなんてと思っていたけれど、

アイドルはアイドルでそれなりに10代を中心にいろんなしあわせを運んでるんだなと思うようになった。

 

でも、本題は、そこではない。

 

アイドルをしている男子のこと。

 

それこそ、もしかしたら明日には違う人に行ってしまうかもしれないという、常にファンに対して細心の配慮を考えなきゃいけないアイドルたちは、大変だなと思ったのだ。

 

大手のアイドル事務所でグループだとなおさら。人気あるなしがはっきりとわかってくるし、ステージでの立ち位置は明確になる。

自分にファンはいるのか、グループを応援してくれてる大勢のファンに認められているのかとか

これからアイドルとしてやっていけるかとか、

よく考えたら、大変な職業なんだな。

そして、思い返せば、年末で解散した彼らはとても大変な中がんばってきたのだなとしみじみ思う。

 

 

ファンありきの人気商売は、本当に結果がはっきりしているから厳しいんですよね。

 

芸能人だけじゃなくても、なんでもそうなんだけど、自分自身を売りにしているアイドルは一番わかりやすいし、維持も難しい。

 

そこでなぜ、女性アイドルでなくて男性アイドルは大変だと思うかというと、

多くの男性アイドルは絶頂期が若い頃なので、大人の成熟した男性になるとアイドルとしての要素がなくなるからか、よほど素敵に歳を重ねないと難しい。

そう思うと、大手男性アイドル事務所のベテランアイドルたちは、アラフォーも多くいるけれど、現役でがんばってるからアイドル性を崩さず活躍して、努力が見える。

普通に暮らしているならともかく、顔をさすくらいの知名度だと生きにくいだろうに、でもそれでもアイドルを頑張っている。

その点、女性は美しさは保ったままであっても、いつのころからか「アイドル」という立ち位置を返却しているし、家庭を持つとファンにばかり集中できない。(それをうまく利用して生き抜いている人はすばらしいが)

 

笑顔でコマーシャルしている男性アイドルたちも、いつかは王子様のようなさわやかさはどこかに消えてしまう。

 

王子様はいないんだよ、って感じで。

 

 

男性アイドルのみなさんも、若い間のモテ期は幻だと思って、

女子に現を抜かすことなく、歌とダンスに邁進して将来の基盤を作ってくれたらなと

 

ここまで書いて、

ああ私もおせっかいなおばさんだなと感じたところ。

痛いおばさんだ。

 

とにかく

アイドル業って大変だよね。

今日もとりあえずコマーシャルみて応援しておくね。

後姿がどうやらおばさんになってるという事実。

体のメンテナンスはかかせない。

年齢がどうっていうよりも、体が元気になるようなことが気に入ってる。

私には大切なストレス発散要素。

 

エステやマッサージ、整体、鍼はもちろん、運動音痴だけどジムへ行って体を動かすのが大好き。日替わりでなにかに行きたいくらい。

 

なのに、この2年ほど勉強するために控えている。

お楽しみは後回しということでがんばっていたけれど、でもパソコンに向かったりする時間が長ければ長いほど自分にとってはパワーダウンしていることに気が付いたので、たまにはエステに行ったりなにかしらストレス発散にするようにしている。

 

たまに、というのは年齢とともに残酷なことで。

 

たまに、というのは体をキープできなくなってきて、見た目が崩れてくるくらいになってしまった。

 

パンツも余裕があったのに、パツパツ。

二の腕も太くなってる。

これでは、もうサイズアップするのも目に見えているので、今年の目標として

ジムに定期的に通うことを誓う。

 

夜遅くに太るようなものを食べないとか、改善要素はたくさんありすぎて、

体を冷やさないように冬の間だけでも温浴エステにいくことにしたり、

まあ年齢とともにケアにはお金もかかる。

 

勉強に集中しようと誓う前に、エステの回数券を買っていたのがずっと残っているので早く使わなければと思ってこの年末年始詰めて行ってみた。

 

そこでなじみのエステシャンが

うつ伏せの状態の肩回りが「いつもと違ってきてる!」

久しぶりに見た感想を、結構驚きを含めて言われてしまった。

 

そう、肩回りにお肉がついてきた。

 

はあ。

 

と、いうことは、後姿もおばさんチックになってるのだろうな。

綺麗なお洋服きても、似合わなくなってるのかもしれない。

 

 

実際自分で二の腕が太くなってるのは実感するので、手で揉んでるけど結構揉みある。

肩甲骨、どこにあるかわからんようになってるし。

 

もともとはわりと細めだったのが、

今はぽっちゃり一歩手前。

 

ぽっちゃりが嫌だとはいわないけれど、ぜい肉がついてくるのは体に大きな負担がかかるし、体も固くなってる感じがするのでわたし的にはよろしくない。

妙齢で顔がぽっちゃりしてるのはいいとは思うし、

太ってきたおかげでお正月に母親に「爆乳」とびっくりされた。

 

メンズからしたら、

「抱き甲斐がある」体になってる。

 

いいこともあるけれど、

おなかがつまめる以上に体をねじったときの腰から背中にかけてのお肉がぐいっと存在感をアピールしてくるところが、たまらなく歳を感じる。

 

はあ。

 

好きなことは好きなことで楽しまなきゃいけないな。

何かに取り組むのは、それに集中しなければいけなけれどいろんなことを禁欲するのは私にはあまりあってないのかもしれない。

体を動かしてこそ頭も回る。

 

今年は好きなことも楽しめるようにしたい。

ストレス発散することは私はたくさんあるから、なにかひとつでも取り入れたい。

とりあえず、今年は体メンテナンスがんばろう。

今年やることは、自分らしい自分磨き

今週のお題「2017年にやりたいこと」

 

お正月なので、書き記しておこうかと思いました。

 

友達が、立場が「おばあちゃん」になったというので、思っているよりこの先の人生は短い!と痛感してしまったので、これは今年から本気モードで突っ走らなきゃと思っているところです。

 

自分の好きなことをする、という気持ちでこの5年ほど過ごしてきたけれど、

この先のことも考えたら好きなことばかりもしていれないことにやっと気付き始めました。

 

この先の生活が困らない程度に働き、

誰かが困った時には手を差し伸べ、

いつもにこやかに若々しく生きて行けるようにと思っていた計画は、

のんきに考えていては、自分が介護対象になってしまいます。

 

この5年間で感じたことは、

人生においての経済力の大切さ。

どんな人であっても、なにかしらきちんと収入があって経済力がしっかりしている人は、見た目も性格も、考え方も人生感も、それに比例している。

経済力がないのに、あれこれ理屈を言ったって、

うんちく言ったって、影響力がなかなかない。

人を動かす魅力がある人は、それに伴って経済力もついてくる。

経済力があれば、新しいチャレンジだって思っている以上にすんなりいきそうだし、

どんどん考え方がスマートになっていく。

私はまわりの人やメディアに登場する方々を見ていてそう思ってきた。

 

もちろん、人間的魅力の方が素晴らしいからというのもあるかもしれないけれど、

今の世の中、

この人が?という人だってお金持ちだったりする。

実際、とてもお金持ちでも安い服をきてる人だって多い。

もちろん、お金があればお買い物するお店も変わるし付合う人も変わるから、

ゴージャスになるだろうけど、

でも、本当のところは魅力的なオーラがそうさせているんだと思う。

外見や見かけだけでは判断する世の中ではないんだな、と思う。

 

なので!

2017年にやりたいことは、

自分磨き。

 

もうくすぶり続けずに、もっと表舞台にでるような自分になりたい。

今まで消極的だったわけではなけれど、去年は新しい門をたたくことがなかった。

自分と向き合うだけで精一杯で、

崩れそうな気持ちだったので、

もっと勉強して、自分らしいことを見つけていきたい。

 

2016年のはじめはこんなこと書いてた↓

 

chel2.hatenablog.com

 

なんか、ここからちょっとずつパワーダウンしていった感がある。

 

でももう今の気持ちは

時間がないから、のんきにしていられないけれど

自分らしさを認めてもらえるようなものに出会いたい。

 

美的センスを身につけて(今更、かもしれないけれど)

どこか受け入れてもらえるようなことをしたい。

 

それを

ブログでうまく伝えれるように、文章も上手くなりたい。

 

文章の勉強は、プロライターに指導してもらいがんばってたけれど、

いろいろ集中できなくなったので強制終了したという、大変失礼なことをした過去があって、

できることなら、改めて集中できる環境にしてきちんと文章の勉強もしたい。

 

そのためには、

生活の安定。

 

生活を安定させることが一番大切。

自由に生きるを貫いてきて、結果なにもかもが中途半端になったままで

生活も精一杯、自分の気持ちも精一杯とかいうの、

負け犬過ぎて、早く抜け出したい。

 

自分磨き。

いろんな課題があるけれど、

今年は、これからの人生のスタートとして、身を引き締めてがんばりたい。

 

 

 

 

 

来世の楽しみにとっておきたいこと、その1

2017年。新しい年になった。

いつものように、実家で過ごす。

 

実家で過ごすことは、行事として義務として実家に帰るものなんだと考えをシフトするまでにずいぶん時間がかかった。

年末年始にどこかに行きたいとか、誰かと会いたいとか

思い出に残るようなお正月を楽しみたいと、毎年のように思っていたけれど、

一度も叶うこともなく、叶える勇気もなく

何十年と経つ。

親の顔を見に帰るという儀式プラス面白くないお正月を毎年のように過ごすのは、

ものすごくもったいない、ものすごく人生損をしている気がしながらも

大掃除の手伝いをして、紅白歌合戦を見て、元日の用意をしてから寝る。

大晦日から元日にかけての深夜はテレビも多く、つい夜更かしもする。

1時まで起きていたら、いつものように、

夜尿に起きた親に怒られる。

それを阻止するために「おめでとうございます」と年が明けた挨拶をして

ことなきを得る。

 

大変なんだ。

 

お正月の用意やお片づけをしながらも

紅白歌合戦を見ていると

NHKホールで年越し楽しいだろうなとか、

ゆく年くる年の除夜の鐘がなる映像がうつると、

お参り行きたいなとか、

旅行で出国のニュース見ると、

海外でお正月って最高だろうなとか。

 

全部、自分のこととして考えたら簡単に叶うはずのことが、

私はできなかった。

 

父親のわがままが過ぎるので、

私がいないことで、年末からお正月にかけてどえらいことになりそうだから。

そのくらい、

妙齢になった今でも気を使う。

人が聞くと失笑するようなことだ。

 

現に私がいても、お正月を楽しく過ごした記憶がない。

初日から怒鳴り声が響いて空気はお正月どころかいつも以上に家中に冷えきった緊張感がぴーんと張りつめる。

元日の朝、自分が席に座ったらみんなもさささと席に座らなければならず、そこで怒鳴られる。

あけましておめでとうございます、もシュンとしながら言う。

黙っておせちを食べ、

その後はどこにいくわけでもなく家で過ごす。

朝の儀式がとりあえず終了で、まずはホッとする。

 

昼過ぎから一応宴会らしきものが始まる。

一応近くの親戚が来てにぎやかになるけれど、

だからといって父親は親戚と楽しげにするわけでもなく

食べ終わったら、自分の部屋で寝る。

 

父親がいなくなったらみんなリラックスして飲むので

結構な時間が過ぎるけれど、

ふと起きてきて、宴会の後の締めのおにぎりを食べる。

おにぎりは父親だけが食べるので、

母親が用意。

 

夜は夜で、

きちんと食べる。

みんな宴会で満腹状態だけど、父親につき合って、

晩ご飯を食べる。

だらだらと飲み続けることはない。

 

 

ここまでは我が家のスタンダード。

年を重ねていくと、小さな子供も来ることがあり、

小さな子供が来るとうるさいから落ち着かないので、超機嫌が悪い。

おじいちゃんとすり寄る子供でさえ、うっとうしいが過ぎると怒鳴る。

大人まで伝わる緊張感なので、もちろん子供は萎縮する。

泣き出す。

 

常に機嫌が悪いので、お正月番組でお笑いがしていても、笑えない。

静かに!って笑いを静止されて、

結局テレビを見るのを断念する。

 

そんな状況だというのがわかっていても気を使って帰ってきていた弟家族なのに、

父親が子供のうるささと嫁が気に食わないというのとで今年は来なくていいと

言ったようだ。

弟にとっても、父親にとっても

これでよかった。

 

私も人がいる分、父親の機嫌を損なわないように動いていたので、

少ないとちょっとでも楽になる。

 

自分の好きなように過ごすなんて、私には本当にできない。

母親の愚痴も聞いて育ってるせいもあるだろう、

父親のお守り(おもり)は私と母親だけで十分だと、すでに腹をくくっている。

 

この年末は、一番かわいがっている孫が、まだ小さいのにカウントダウンライブに行ったのも、年末に来ない(自分に会いにこない)なんてどういうつもりだと言って文句を言っていた。まともに聞いてたら腹が立つので、好きにさせてあげたらとフォローする。かわいがっているからなぜかそこは素直に引き下がる。

 

実家から解放されて、自分の家に帰るとこれがまた、なんともいえない気分になる。

 

結局、自分が実家に行くということを選んでいるのだから、好きなことができないのは親だというのは言い訳にすぎない。

そうですとしか言えない。

 

一人か。。

親から解放される安堵感はあっても、自分はひとりなんだと思うと

とても寂しく感じる。

服従しているのがよくわかる。

結局自分の時間を上手く使えてないというのが、浮き彫りになるだけ。

 

今年、

お正月のひと仕事を終えて、自分の家の郵便ポストを見る。

もう年賀状は出していないので、ほとんどこない。

でも、相変わらずくれる人はくれる。

学生時代の友達からの年賀状に、

顔写真がたくさん載っていた。

息子たちが結婚して、赤ちゃんが産まれたという内容だった。

早婚は親に似るものなのか家系なのか、え?と息子さんたちの年齢を考えた。

若い。

若いけど、結婚している。息子ふたりとも。

そして、友達はおばあちゃんになった。

 

そうか、もうそんな歳だな。

友達とは誕生日が1日違いで、人生いろいろな気分になる。

彼女は、私が親につかえた何十年もの間の年末年始は、

結婚して2人のお正月から

家族が増えてにぎやかになって、子供が大きくなってまた2人の時間になって、

今は孫が出来てまたにぎやかになって。

いろんなお正月を過ごしているんだな、そう思った。

 

超リアルな現実を見た。 

でも、

私の今の現実も、まぎれもない現実。これが現実。

友達の生き方は超スタンダードだから、ひとつの目安だというだけ。

そう思うと、私は平凡な生き方をしてないかもしれない。

 

自分の感じるしあわせは、結婚することじゃないということだった。

今年は、もっと自分らしく生きていきたい。

去年はあまりに目まぐるしくつらいこともたくさんあったので、

今年はしっかり見据えて思い切ったこともしていこう。

 

たぶん、今年の年末も実家だろう。

もう、自分の好きな年末年始をというよりは、

あと何回一緒に過ごせるかわからない年末年始だと思いながら過ごすだろう。

面白くないお正月だけれど、

それも振り返ったら思い出になるように、務めれるよう

気持ちをクリアにしながら一年過ごしたい。

 

大晦日から出かけたり、

三が日の初詣とか、

バーゲンの初売りとか、

お正月のお楽しみは来世にて。

 

バーゲンは年下男子といけるか?

商業施設のバーゲンの広告が流れてきた。

それは、美しい女性と、若い男性。

 

まあ年下男子流行ってるし。。

でも、バーゲンは普通に素敵なカップルにすればいいのに。。と思った瞬間

 

「姉ちゃん次いこ」

男性のセリフ。

 

は?

姉ちゃん?

 

うれしそうに走り寄る姉。

 

は?

 

バーゲンを弟と行く姉。

 

いやー、いくら年下男子が流行っていても、弟と行くかなあ。。。

 

 

これ、年下彼氏ならそれはそれで、

バーゲンのコマーシャルでいいのか?って思うけれど、

 

 

とにかく、

こんなコマーシャルがでてくるということは、そうなんだ。

年上女性と付き合う男性は多いという前に、

年下の男性とデートしたい大人女性、

多いんだろうな。

 

わかる。

わかるよ、私もそうだから。

 

コマーシャルの女性、弟とバーゲン行く顔がとてもうれしそうだもん。

いや、私は弟とは行きたくないし行く気はないけれど、

年下の男性とデートがたまたまそこでショッピングになったというのはいい。

 

正直、励みになった。

こんなコマーシャルが出てくるほど、世間は

女性の方が年上であることにはあまり抵抗がないのか。

ただ、ただ、女性はきれいでなきゃいけないけれどね。

 

実は

今年ははるか年下の男子に好きになってもらった時期があった。

基本的に年齢は気にしないけれど、その人は

どうしても、若さを感じずにはいれなかった。

 

ジェネレーションギャップはお互い当たり前だというのは

わかりきってるのであえてそこには触れない、気にしない。

では、なぜ若さを感じたのかというと、

話し方だった。

 

社会人ともなると、いや大学生であっても

しっかりした話し方する人はする。

そう、それは大人子供ではなくて、たぶんその人の素質。

年齢を聞かなくても、そういうところで合うかどうかわかるものなのです。

 

やさしくていい人だったけど、

話し方が合わなかった。

もちろん、そんな若い人と続くかというと、未来はない。

仲良くしていてパワーをもらえたかもしれないけれど、

そこじゃない。

けんか勃発しそうだった。

 

ただ、その人は年上女性が好みらしく、

積極的だったけど、

積極的であればあるほど、むなしかった。

いいよと答えることができなかった。

 

念を押しておくと、

20代男子の友達はいるので、免疫がないわけではなく

好きだと思えばいくらでも好きになれるはずなんだけど、

その人にはときめかなかったということです。

 

ずいぶん年下なのに、私がいいって言ってくれたのは

とてもありがたいことだし、

これからの励みになるけれど、

どれもこれも、恋なんだよね。

 

妙齢な私は、愛がほしい。

そろそろ愛がほしい。

 

なので、

来年は愛をもって付き合える人と出会えたらうれしい。

もちろん、年下で私がいいって言ってくれるなら最高だけど。

 

だから、

がんばる。

密かに

同世代の独身女性の希望になるように。