いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

よくわからないけど、私はけんかはしたくない

誕生日に母親がメールをくれて、

そのお礼の電話をかけた。

両親とももう結構な高齢だけど、私の声に母親は弾む声で答えてくれた。

電話の向こうから、これもまた弾む声で父親が元気な声で

お誕生日おめでとう!と叫んでくれていた。

 

二人にとっては、

私は初めての子供で、思い入れも強いんだろうなと

親の年齢になってますますそう思うようになってきて、

私の声で嬉しそうにしてくれると

私もうれしくなる半面、ちょっと切ない。

 

今日は休日だから、久しぶりにケーキでも食べに行こうと思い

前から行きたかったカフェに行ってみた。

 

あいにくの雨。

カフェの中はあたたかかった。

私が好きなウッディな店内だった。

二階もあると言われたので、二階にいくと誰もいなくて

素敵な空間をしばらくひとりで過ごす。

 

クラッシックが流れて、ゆったりとした時間が流れていた。

 

お客さんが入ってくるのがわかって、

二階に上がってきた。

男性の二人組。

誰もいないと思ってあがってきたんだろうと思う。

私は知らんぷりしてスマホを見ていた。

 

私が聞き耳を立ててないと分かった頃、

二人は家族の話をしだす。

 

嫁がキツイ、という話。

キツイ=怖い=どうしようもない

だいたいコーヒーを飲みながら男性群が話していることは

嫁の話なんだよね。

若い頃は女性の話題であっても、あの子がかわいいだとかだけれど

結婚したら、嫁の言うことがキツイ。なにもしてくれないというものばかり。

オモシロいほど、みんな同じ。

 

例外なく、この二人も

困ったもんだ、という話をしている。

会社でがんばって表彰されても、おめでとうの一言もなかった、と。

 

そんなもんなのか?結婚したら女性って・・・

 

こっちが驚く。

 

少なくとも、

入ったカフェは、閑静な住宅街にあって、

そこに来ているというのはそう遠くに住んでいないはずで

(私はわざわざ行ったけれど)

結構お金は持っているんじゃないのか?という環境で、そんな

すさんだことしか言えない奥さん?

ということは、旦那がいい人じゃないのか?

といろいろと想像を膨らませ、

目の前の旦那さんは別に普通に家庭を大事にしているように見えるけどなあと

チラ見みしながら、

 

結婚って、性格変わるんだろうか。

それとももともとそんな性格なのだろうか?

いやいや、本当は家庭環境悪いのかな?

 

結婚している人の、家庭への愚痴を聞くとなんだか

ひとりでいる私は、神様がわざとその環境に置かないようにしているのかと

思うこともある。

そんな荒んだ人間関係に耐えられないかもしれないと

そう判断されているのかもしれない。

そのくらい、

私は本当に今まで縁遠いままなのだ。

 

結婚生活はそんなかわいいもんじゃないんだなと

思い知らされるけれど、

所詮他人同士なんだから相手に期待してはいけないのに、

期待するからけんかするんだろうな。

 

そういえば、私の両親は

よくケンカしていた。

頭ごなしに父親は母親を𠮟りつけていた。

すっかり母親は父親にコントロールされている。

かわいそうな人生だと思ったこともあるけれど、

私の前では二人は仲良くしてくれるようになったのは

うれしい。

両親は、もう

けんかしながらも、一心同体なのかもしれない。

 

そんなことを思い巡らせると

 私は相手に期待しないから、

結婚にむずびつかないんだろうな。

冷めてるのかな。

 

 

嫁の愚痴をあまり言い過ぎたと思ったのかふたりの男性は

そそくさと帰る。

また、ひとりの時間になった。

 

 

ふと、

愚痴でもいいから

自分のことを話してくれる人がいてもいいんだけどな、と

ちょっと思いながら私も

お店を出た。 

 

 

 

何も変わらない日が平凡で平和というしあわせ

神様はたぶん、

私はひとりで生きていけるという設定をしているんだな、

と思うことが多い。

おばさんと言われる年代に入って、結婚にも縁がないと

そう思うしかない。

そう思うから、ひとりなのかもしれない。

 

ついに、

またひとつ年を取った。

最近は、若く見えるとかいう社交辞令すら言ってもらえなくなってきた。

それもそうだな、

体形が崩れてきている。

3年前から5キロも増えたし、増えるくらい動いてないのもわかる。

鏡に映る自分も、お世辞にもかわいいとも美しいとも思えなくなってきた。

それでも、明日の自分と比べればまだ

綺麗なんだろう。

 

いつも会ってくれるメンズは

私がひとつ年を取ることに目を背けているのか、

連絡はない。

それについてのメッセージはない。

そんなもんか。

 

いざという時

いや、誕生日がいざという時ではないけれど、

そばにいてくれたり、やさしい言葉のひとつもかけてくれないのは、

そこまで気にされていないということだということ。

想定内のことだから

こんなもんだと思っている。

それにしても

縁がないというのは、本当に気合いもいるもんだなと思う。

 

誕生日といえば、

何年か前に、怖い思いをした。

久しぶりに誕生日に彼氏がいて、当日お祝いをしてくれるという

約束をしていたけれど、急に会社の飲み会になってしまったことがある。

会社のことは断れなかったので、彼氏に待ってもらうことに。

車で迎えに来てもらっていたけれど、

なかなか席を立つことができず、ずいぶん待たせて

やっと会えた時。

 

私は申し訳ないのと、会えてうれしいのとで、

笑顔満開で車に乗り込んだのに、

彼氏は激怒していた。

 

なぜ抜けれなかったんだと責められた。

 

彼氏の怒りはどんどん車の運転に反映してしまい、

都会の道を猛スピードで駆け抜ける。

笑顔の私も、あっという間に恐怖のどん底に。

 

さらに高速道路を走るので、

もう私はこのまま死んでいくのかという気持ちしかなく、

彼の怒りばかりの言葉に返事もできずに

前を凝視するしかなかった。

 

生きているここちがしないまま家に着く。

 

最悪な誕生日だ、やっと帰れたと思ったけれど、

そうそう、

誕生日だからこのまま送ってくれただけではない。

部屋にあげないと、何を言われるわからない。

 

花束とおいしそうなケーキを

後部座席から自分で下す。

 

もう、かえってほしい。

 

そう思いながら、

せっかくのケーキだから一緒に食べようと言って

機嫌を取る。

なんで機嫌をとらなきゃいけないんだ?と思うしかなかった。

 

それ以降どうやって過ごしたのかは覚えていない。

 

それを境に、彼氏の本性が怖すぎて

はっきりした別れの言葉も言わず、私は逃げるように

引っ越した。

 

別にDVを受けたわけではないけれど、

一歩間違えばDVになりかねない相手だったので、

本当にあのタイミングで引っ越せたのは正解だったと思う。

 

そんな誕生日の思い出は、

一刻も早く消し去りたかった。

 

でも

私が急に消えたもんだから、

毎年誕生日に連絡してくるという

なんとも未練がましいことをしてくれるから、

私はあの恐怖を毎年思いだすはめになる。

今は連絡先を消しているけれど、

たぶん、今年も電話があった。

 

そんないやな思い出がある誕生日を

塗り替えてほしい!と

毎年思っていても、

それを塗り替えてくれる人はいない。

 

せめて、

自分で

静かに誕生日を迎えたい思いだけだ。

 

何も変わらない日々のなかで迎える誕生日は、

いつものように過ごす。

 

こうやって過ごすのは、

ほんとにしあわせなんだなと思う。

誰かといた方がもっとしあわせなんだろうと思うけれど、

贅沢はいわない。

 

気持ちよく祝ってくれるのは、

両親だけだろう。

私が生まれた時は、

桜が咲いているのに雪が降っていた日だった。

ずっと母親はそう私に言ってくれる。

そうか、

私の誕生日は母親にとっても記念すべき日だった。

 

もう私も十分な年齢になってしまったのだから、

両親だってあと一緒に過ごす日はどれくれいなんだろう。

 

親孝行しなきゃな。

本当は、

誕生日は親孝行の日かもしれないな。

本当にいるものだけを持っていたいけど、結局はどれもいらないのかもしれない。

2年前の引越しでずいぶんいろんなものを処分した。

安く引き取ってもらったものもあるけれど、引越しまでに引き取り手がなかったものが

たくさんあって、仕方なく処分するはめになった。

引越しのごみを引き取りにきてもらった産廃業者がまだまだ使える椅子を使わせてほしいと申し出てきたくらいだった。

 

そりゃそうだ、部屋数が1部屋に大縮小になったんだから。

持ってきたくても、持ってこれないものばかりだったんだから。

まあ、思いきり過ぎて結局ストレスがたまってしまったのは大誤算すぎたけれど、

いろんなものを捨てて、場所も変えて、

自分自身を変えていこうという意気込みはあったわけで。

 

とにかく、必要最低限と思うものだけを持ってきて、

ベッドとパソコンを置く机だけ買った。

引っ越してからなにも変わりはない。

広い部屋にまた住むために、今はいらないという決意だけで住んでいる。

 

何もない。

何もないとはいえ、雑然としている部屋にいるのはよくない。

いらないものなんてない。

そう思いながら、今は動かしていない安く売るアプリを覗く。

それをきっかけに、安く処分できるのならまたやってみようと思い立つ。

もうひとつ売れるアプリをインストールして動かしてみた。

 

売値はとても安い。でも家で眠っていてももしかしたら捨てる運命だったものが

低額でも売れる。

もしや今、断捨離するタイミングかもしれない!

あれこれアップしてみると、結構売れて、要領もわかってきた。

いらないものはないと思っていたものも、

やっぱりいらないものだった。

引越しの時にしっかり厳選して持ってきたものだって、

今やいらないものになっている。

 

小さいものを処分しているだけなのに、部屋がすっきりしてみえてくる。

気分の問題って大きい。

次なに売ろうか。って思って見渡しても、

もうない。

 

もうないけど、1か月後にはもしかしたら処分対象になってるものも

あるかもしれない。

 

洋服専用の下取りサイトにも、着ない服を出す。

服は特に保管がよくなければ売れない。

汗かきだから、正直売れる服はない。コートぐらい。

 

どんどん持ち物が減ってくる。

高価なものはもうない。

高価なものがないというのは、正直なんか貧相な感じがして嫌だけど、

部屋が広く見える分、また新しいなにかが増えたらいい。

でも、

私は引っ越すことが目標だから、今はなにも買わない。

 

なんとなく

すっきりしてきた。

 

もう夜明けも近いかな。

 

春だから花ぐらい飾ろう

今の家に引っ越すまでは、ベランダが広くて眺めがいいのでプランターにいつも花を植えていた。

リビングや玄関にも観葉植物があって、たまに旬の花を飾ったりして華やかな雰囲気がとても好きだった。

 

なのに、今の家に引っ越してからは、別人かのように、小さな花一輪すら飾らなくなった。

引っ越しの時に連れてきた観葉植物もあっと言う間に枯れてしまって、でもそれも無気力に片付けただけで、新しくなにかを買うこともなく今に至る。

 

振り返ってみると、引っ越しがいかに自分のなかでストレスだったかがわかる。

2年半経ってようやく慣れてきた。

自炊するために、近所も散策して土地を知るように心がけている。

人に言うと、おしゃれな地域に住んでるから羨ましい!としか返ってこない。

そうでもないよ、と返す。

実際私にはあまり住みやすいと感じないところだけれど、ネームバリューだけはいいし土地のパワーは感じるので、とりあえず居座る。

 

あれだけ好きだった洗濯も、ベランダはあるものの予想以上の交通量で外に干せない。お日様の香りがない。

室内干しするだけのスペースも確保したらもう動けない。

 

早く引っ越したい。

ベランダで洗濯物干したい。

そう思いながら、甲斐性がないからまだ実行できずにいる。

 

でも、次引っ越すなら一人じゃなくて誰かと住みたいし、そうなると我慢してここにいようという気持ちもあって、結局、相手もいないし居座る。

 

いつまで私はここにいるんだ?

自問自答。

引っ越さないなら、できるだけ居心地よくしなきゃとやっと腰を上げた。

気軽に売れるアプリを駆使しながら断捨離をし、部屋に眠っていた私にとってのガラクタたちは、必要とする人のもとにいく。

 

使えそうなガラクタたちが去っていくと、本当にどうでもいいガラクタしか見当たらなくなり、高価なものがないしょうもない部屋に住んでる気分になって、なんとなく精神衛生上よくないと思いながら過ごしているのが今。

 

素敵なものはまた買えばいいから、もっとスマートで過ごしやすい部屋にしなきゃと考える。

 

そんな中でふと、花をおもいだした。

以前の私ちょっと復帰。

花瓶もないけど、花、今度買って帰ろうかな。

 

安い花屋さん知ってるのに、最近見にも行かなかった。

 

少しだけ、落ちつけるかな。

もう春が来ている。

誕生日ももうすぐ。

 

がんばれ、私。

 

やる気がでないのは、更年期?認めたくない目の前の老化

1月末の体調崩したのをきっかけに、

無理をしないようにしようと決意してからというものの、

決意よりも体がブレーキをかけているのがわかる。

 

がんばろうと思ってもできないことが増えた。

例えば、パソコンに向かう時間。

きっと楽しくできているなら、もう少し時間を割くのかもしれない。

会社では会社の仕事があって、いつのまにか一日は過ぎるけど

今言っているのは、自分で勉強していることについて。

 

結構ストレス交じりに向かっていたら、

2時間向かうともう無理しないでおこうとなる。

今日のように一日お休みがあると、昼に何時間かと夜に何時間かできるはずなのに、

一日の中で2時間向かうとそれ以上体にブレーキがかかる。

となると、2時間超集中したらいいのに、

そうでもない。集中はしているけれど、なんとなく今までのように

夢中にはなれない。

 

年齢的には十分な更年期のお年頃で、

更年期障害と思われることは、あまり感じないけれど

あえていうなら、無気力になる時間が長くなったってこと。

家にいるのが大嫌いだったはずが、今は家から出るのにひと踏ん張りしなければ

でれない。

これは会社に行くという使命感があれば規則正しい生活として

成り立つけれど、

たまに朝起きれない。

起きれないどころか、夜まで死んだように寝る。

トイレにもいかない、もちろん食べない。

ただただ疲れて寝ている感覚。

たぶんこれが更年期なんだろうと思う。

よく聞くホットフラッシュは、

私は小さい時から多汗症かと思うくらいの汗かきなので、

たとえそうだとしても気にならない。

これは多くの人が抵抗あるというのに、平気でいれるのはありがたい。

 

今は、更年期の状態をとにかく軽減するために野菜を取るようにこころがけ、

早く寝るようにしている。

 

あとは、恋をするといいという。

果たして恋をしているのかわからないけれど、

自分で夢見る夢子さんでいることは確かかもしれない。

 

年下君との未来をちょっと期待しながら、

やりとりしている間はちょっと独占できて楽しめてるから

それが女性ホルモンにいいのかもしれない。

でも、これはわりと綱渡りな部分もあって、

期待しすぎたら嫌がられたりするし、

期待しすぎて自分が年上で冷静になれていないところなんか

すごく憎悪感を覚えたりする。

 

とにかく、

更年期のお年頃は思春期なみにデリケートだということは

わかる。

 

この一年ぐらい前から、すごく仲良かった親友に近い友達が急に連絡が途切れて

返事があっても、ビジネスライクな受け答えに急変してしまった。

地方に住んでいるけれど、学生時代からの仲良しで、

ずっといろんな相談もしたし、旅行もたまに行ったりして、

バレンタインとかもわざわざチョコレートを送ってたりして縁が長く

繋がっていたのに、

本当に急によそよそしく、別人になってしまった。

ずっとしていたLINEも既読になったまま返事もない。

どうしたんだ!!!

 

その彼女、誕生日だった。

おめでとうのLINEを送って、返ってきた返事は

とても何十年と仲良かった友達とは思えないものだった。

決定的に、これはもう連絡しない方がいいのかと思った。

なにか嫌われることしたのか?とも思ったけれど、彼女になにかがあったのかも

しれないし、生きる環境も違う。

縁が終わったのは否めないと納得する。

 

それ以上に、

同い年というのは、更年期の時期でもある。

いろいろ思うこともあるだろう。

体も疲れてしんどいだろう。

きっと私以上に更年期と戦ってるのかもしれない。

そう思うと、

そっとしておいてあげようと思えるようになった。

さみしいけれど、

これも生きていく上での通過しなければならないことかもしれない。

年の差婚が気にならない時代になってきた

昨夜寝ようとしたら、

驚きのニュースが。

 

www.daily.co.jp

 

記事で気になったのは、

三原じゅん子議員が、再々婚で披露宴。

年の差24歳。

相手は28歳。

女性政治家の結婚の難しさを痛感。

 

この4つのなかで、

一番驚いたのは、

女性政治家の結婚の難しさ。

 これは記事のタイトルにもなってるけど、

 年の差婚の難しさではないのか?

たしかに、政治家ともなるといろいろ世間の目もあるし支援者への配慮とか、簡単にはいかないことは、一般人にはわからない苦労はあるだろう。

 

でも、

でも、

年の差がさらに難しくさせていたわけではないのか?

再々婚も足枷になってないのか?

 

まあ今知ったけど、これは9月のニュースだったよう。半年近く経って披露宴をしたということで、ブログには花嫁衣装の姿が。

 

いや、あれこれ言うつもりはさらさらない。この人はアイドルから政治家になって、三度の結婚をし、なんとも波乱万丈に生きてらっしゃるのですごいなと思う。小説になりそうな人生だ。

フツーに働いて、なにごともなくただ月日が流れて結婚もせずに老いていく私とは、生きる中身の濃さが全く違うのよ。

すごい、としか言葉がない。

 

妙齢の私には、

仕事で成功しているうえ、50代で若い旦那さん見つけるなんて、まあそう簡単にはいかないだけに、羨ましい。

そして、励みになる。

 

努力はどんな年齢でもできるのだから、そのご褒美として楽しい毎日を与えてもらえるなら、素敵な年下の彼がいてくれたら最高ではないか。

 

20代の頃、電車の中で親子が話していたのが「近所のあの男の子、4つも上の人と結婚するんだって、お母さん信じられないわ。4つもよ⁉︎」と母親が熱弁していて、ああ女性が年上なのはこんなに非難されるものなのかと怖くなったのを今でも覚えている。

それに、小柳ルミ子大澄賢也の結婚の時もかなり驚いたけど、男性が若ければそれだけ女性の老け感が目立ったので、ちょっと違和感も覚えた。

 

年下より年上しか付き合いたくないとだんげんしていた私も、いつのまにか年下好きになったのは年のせいか。

 

ともあれ、いい時代になってきた。

選択肢が広くなってきたのは、いい。

 

二人でつくる未来は子供ありきじゃなくても十分作れる。

二人だけのオリジナルな人生が待っている。

 

とにかく、おめでたい。

今度こそおしあわせに。

 

密かにストレスと戦っていたなんて、ごめんよ私の体

この前の秋に健康診断をした。

結構悪い結果で、

生活習慣を改めなければと思っていた。

のに、なにも改善していなかったから、ついに体調不良かと

先日から焦りを感じているところ。

 

血液検査の結果。

若い先生は、神妙な顔。

え?

と思ったのもつかの間。

 

検査結果は、なにもないですね。

 

にこっとして言ってくれるわけでもなく

無表情ゆえ何か思うことがあるのかと勘繰る。

 

胃カメラ飲んでみますか?

まあ、改善していってるなら様子みましょう。

 

ということで、そのまま何もなく帰る。

 

何もなかったことに安心し、

家に帰ってからも、秋の結果と、その一年前の結果とを比べる。

 

二月になってから、本当に食べたいと思ってもいざ食べれなくて

でも食欲がないわけではない。

夜は温野菜ばかり汁物で食べる。

味を変えながらも、絶対に温野菜を食べる。

お昼はお弁当だけど、フライものはやめて魚。

間食は受け付けなくなったから、減った。

コーヒーも飲めなくなったから飲んでない。

それを続けてまだ一か月も経ってないけれど、採血の結果が

秋の結果よりもいい。

体調は今の方が悪いという自覚があるのに、

今の方が結果がいい。

 

どうしたんだろう。

採血した場所が違うとはいえ、そう大幅に違う結果にならないはず。

 

なにが、どう違うのかとみるけれど、

食生活を改善してる効果があるからか、

ずっと要注意だった血尿すら血尿になってなかった。

 

ちょっと

拍子抜け。

 

でも、これは、秋の私がどうかなってたってことかもしれない。

ずいぶん無理をしていたのかもしれない。

 

確かに無理はしていたけれど、

気持ちが高ぶっていたせいか、自覚はまったくなかった。

思い起こせば、あの生理があがってしまった事件もそのころで、

あがったのではなくて、なんらかの影響で止まってたんだった。

今まで絶対必ず毎月来ていた生理だったから、

もうあがったんだと、そりゃあ勘違いもする。

それだけ、なにかしらのストレスを受けていたということだ。

 

ああ、ごめんよ、私の体。

しんどいって思っていながらも、目をつぶってがんばっていたのかもしれない。

もう限界だというので、先日しんどくなったのかもしれない。

体は、本当に正直だった。

ごめんよ、私。

 

今回の血液検査は、これからの自分に希望を持てる結果だったので

食生活の改善をしながら、無理をしないようにしよう。

勉強もしなきゃならないけれど、今は体を元に戻すことから。

怒られそうだけど、好きなことを我慢したりしないようにしよう。

 

ごめんよ、私の体。