いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

こうして生きていく

ちょっとイヤなことがあった。

微妙に周りの人を敵に感じた。

でも、私にはホッとできる人がいるのが、唯一の救い。

 

好きだった人が海外赴任してずいぶん経つ。

今年に入って、連絡があったのでちょっと安心したけど、会うことはなく、

でもやっぱり好きで好きで、どんな人にもなかなかなびけない。

ふられているのはわかってる。

彼に見合う自分になりたいと思っても、日々の老化を感じるし、いろいろと元気になれないことだってたくさんあるから、それなら少しでも若くかわいくいようと思う。

 

絶対会うから、がんばる!という気持ちだけで生きてる時があって、

そんな時に神様がちょっとだけ手助けしてくれた。

彼とそっくりな人と出会ったのだ。

 

その人とは仕事を一緒にするようになった。

毎日顔を見れるし、私に向かって話しかけてくれる。

なんて最高なんだ!!

私はうれしい気持ちを抑えるのに必死だし、その人にきらわれないように仕事をしようとやる気満々。

毎日その人を見て、その人を好きになるかというとそれはまた違って、

彼も仕事中はこうなのかな、ああなのかな、こういう風に喋ってるのかな、とか

もうどれだけ彼が好きなんだ!っていうくらい、その人に彼の面影を重ね合わす。

 

人の顔の種類が似てると性格も同じようなものなのかと思うくらい、私が思う彼の会社での接し方とか、想像どおりのことをするからおかしい。

 

その人が私の名前を覚えてくれている、二人で会話できるというだけで、

会社でのいやなことだって吹っ飛ぶ。

吹っ飛ぶ。気にしない!

 

これはもう、仕事がんばれと神様が用意してくれたプレゼントだとしか思えない!

彼に似た人と仕事して、がんばって、

いつか彼に会える!

そう思うと、今日もなんとかやり終えたなとホッとできる。

 

私はいたい人なのかもしれない。

でも、私はそうやって、いろんなことをすり抜けてきている。

現実は厳しいことぐらい、ずっと一人だとわかっている。

誰か一緒にいてほしいって思ったって、誰もいない。

だから、こうやって生きている。