去年の今頃一緒に仕事をしていた人を思い出している。
超リスペクトしているけど、なんてことないサラリーマン君。
年下。
特にかっこいいわけでもないし、
本人もいたって自然体。かっこよくしてるわけでもない。
いや、もしかしたら、別にかっこよくする場所じゃないからしてないだけなのかもしれないけれど。
机の上も汚かった。
でも、思考がなんとも私が好きな思考だった。
今それを説明しろと言われても、うまく言えないけれど、
自然に人を引き込む力があって、それがすべての人に嫌みじゃなかった。
性格や仕草や、普段の行いを見ていて好きだなって思うことはあっても、思考から好きになるってあるんだなって思った。
彼は今元気にしているだろう。
彼女が欲しいと言ってたのは叶っただろうか。
彼女が欲しいと言うのは多分周りの人が結婚していくからというだけで、
本人はたぶん、いなかったら別にいなかったで今はいいと思っているはずだ。
女より仕事が自然なタイプにみえた。
超エリートだから、モテるのはモテるだろう。
欲しかったらすぐにできるはずだと思う。
でも、
エリートなだけに、女性にエリートな自分をさらけ出せないのかもしれない。
男子校出身のそれと同じようなもので、ただ自分のプライドだけなんだろうけど。
そういえば、連絡先はもらった。
悪用されるからあまり配らないという名刺。
連絡しようと思えばできるけれど、
彼女が欲しいというのなら、
対象じゃないであろう私はきっと、なんのための連絡かというところから深く考えてスルーするに違いない。
それが読めるからできない。
ちょっと弱っている今の私は、
そんな、自然体で強気オーラがでているその人に会いたいって切に思う。
まちですれ違うだけでもいい。
覚えてくれていたなら、きっと元気も回復するだろう。
キレイになってる!って思ってもらわなきゃ意味ないし、
会うかもしれないならいつもキレイでいなければ。
話がどうであれ、常に、自分はキレイでいるっていうところに結論が行く。
おかしいもんだ。