いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

誕生日が一日違いの当たり前の人生を歩んでいる友達について

学生時代の友達で、誕生日が一日違うだけの女性がいる。

 

彼女は、私から見ると特になにも思わない、いいお嬢さんって感じなのだけど、

なんせ男性陣からはモテまくっていた。

お嫁さんにしたいタイプだったからだろう。

夏目雅子の顔の雰囲気で、着物美人。

着物モデルのスカウトがきたくらいだという。

 

 

その彼女は、いろんなお誘いに惑わされずに、ちょっとだけ社会人して学生時代から付き合っていたイケメン彼氏と早々に結婚した。

何度か新婚のお家に行ったけど、その時の感想は、旦那さんが彼女にぞっこんだなという、それしか印象がなかった。

 

結婚するとなると、女性って不安になるもので、

彼女は占いにいったという。

彼女の星まわりが強いから彼をカバーする、いい相性だったことを伝えてくれたことも覚えている。私が見る限りも彼女はそんなパワーも持ち合わせてる感じだった。

着物モデルにスカウトされるくらいだから、体はちょっと大きい感じでどっしりしていて、子供もたくさん産むだろうなという印象だった。

恋愛結婚とはいえ、私たちが若い時代はまだ「結婚」という言葉がかなり相手の家とのつながりに重きを置いている時代だから、彼女は子供が産めなかったらどうしようといらぬ心配もしていた。

そう、大好きな彼と結婚するけれど、マリッジブルーになってしまったのだ。

結婚に対してのプレッシャーで毎月の生理が止まってしまって、

もしや産めない体?と勘違いするから余計に悪循環。

どう気持ちを切り替えたのかは忘れてしまったけれど、無事に結婚はできた。

そして、子供も無事産んでいる。

 

私は、結婚していないので、友達のそんな若かりしときのことは結構覚えている。

でも、

もうそんな思い出は本人にとっては忘れ去った過去なんだなと痛感させられることが、ついにやってきた。

 

今年きた年賀状で、

おばあちゃんになりました

の一言が。

 

 

早婚の家計は早婚。

改めてみにつまされた。

そうか、もう産んだ子供たちは結婚する年齢になっていたんだ。

て、いくつだっけ??

早くないか??

 

20代前半の男子は、ちょっとくらい遊ぶ期間もあってほしいて思うし、

もうちょっと大人になってから結婚したって遅くないって思うけどな。

 

 

彼女たちはオシドリ夫婦で、円満な家庭を築いて、

私が引越しをしただけで、何かあったの???ってすごい心配をしてくれるくらいの平和な毎日を過ごしている。

そんな両親の元、いい息子たちは立派に育ち、きっとお母さんに似たタイプの女性を見つけて早々と家庭を持つ決心をしたんだろうな。

そう、家庭を持つっていいことなんだよって目の前でずっと見せていたんだろうな。

 

立派だな。

 

 

彼女と出会ってずっと、

生きている日数が同じで、

しかも彼女は絵に描いたような当たり前の人生をきちんと歩んでいる。

スタンダートがあると、自分と比較しやすい。

年賀状をみて、改めて彼女は正統派だと思った。

 

ほんとだったら、孫ができる歳なのか。

いや、彼女はそうだけど、多くの同い年はまだそうではない。

早く結婚したから、早くおばあちゃんにもなる。

 

 

生きる世界が違うな。

 

感想は、これに尽きる。

本当に、この一言しか出てこない。

 

私、がんばれ。