いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

生き方に大きな差をつけられていることを実感してしまう話

以前勤めていた会社の人から着信があった。

その会社は派遣で行って、一緒に仕事していた人はみんな楽しくていい雰囲気だったんだけれど、派遣雇用する責任者がどうやら私を気に入らなかったため、

派遣切りにあったのだ。

これが派遣切りか!と改めて思ったものだけれど、

一緒に仕事していた人たちはどうやら発言権はないようで、

私が辞めることにまったく関係なく

最後はお別れ会もしてもらったので、とりあえずは

気持ちよく終わっていた会社。

 

なんだろうと思ってメッセージしようとしたら

電話発信してしまった。

折り返しで切って、電車に乗ったとたんに

着信があった。

 

懐かしい声。

でも、辞めさせられたから。

 

「今、牡蠣食べてるけど、来ない?」

 

その言葉につられて、行くところなんか私も単純。

 

電話してきた人は、

私が辞める時に、私のことが好きとはっきりコクってくれた人だった。

完全スルーしてたので、お互いに普通に会話もできる状態のままで

また再会できた。

 

「僕、やっとこの前30になったんです」

 

30か。

遠い昔だ。

 

その人は、私のことがドストライクというので、私も悪い気はしない。

でも、私はまったくタイプではない。

 

5人でわいわい言いながらしゃべってたら、その人のお母さんの話になって、

写真を見せてもらった。

30歳の人のお母さん。

いくつだろう。

どんな人だろう。

気になった。

 

 

「今51で、スナック3件経営してるんです。」と言いながら

見せてくれた写真は、まるで

プロマイドのような

素敵すぎる美しい女性だった。

 

私の方が歳が近いゆえ、

言葉を失う。

 

 

こんなこんな美しいお母さんなのに、

え、どうして私なんだろ。

私はいっきに、お母さんに気おくれしてしまった。

 

お店を3件経営してること、

成功しているのがはっきりわかるような美しい容姿。

 

どちらも

カナワナイ。

 

私と歳の近いおかあさんがいたことに、というよりも、

そう変わらない年齢で、私は相変わらず平凡な人生で。

こんなにも違うのか。

 

とても

がっかりした。

 

どうした、私。

がんばってどうにかしたい。

ひとりでもがんばってるのが、人にもわかるような

自分なりに納得した生き方をしなければ。

 

今日は、久しぶりに会えた嬉しさよりも、

いい勉強になったなと思った。

 

いろんな人と仲良くしておくべきだな。