いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

母親からの遺伝はしっかり認識しておくべし

母親から生まれている以上、彼女のもつ細胞や組織などは

絶対的に受け継いでいると思う。

例えば、皮膚の強さとか、肌状態なんかは女性であればよくわかると思う。

 

それ以上に、体質。

根本的な体質って、母親次第なんだろうな。

もちろん父親から受け継いでいるものもたくさんあるとは思うけど。

 

先日、突然、

気分が悪くなった。

家を出た時は大丈夫。

電車に乗っている時も大丈夫。

満員電車を降りて、会社に向かって歩いている頃から徐々に気分が悪くなり、

会社に着いたら、ぐったりだった。

そう、急激に。

 

しばらくがんばったけれど、

気分が悪いからといってトイレにこもることになる。

自分では、はっきり言って

なにがなんだかわからない。

風邪の状態でもなさそうだし、

吐きそうなのは、もしかしてノロ?って思うくらい。

ノロとして、昨日から食べたものや朝食べたものに心当たりがない。

 

それにしても、

意味不明にリバースを繰り返す。

いや、意味はあるんだ、これは。

 

水気も飲む気にならないけれど、

脱水状態ぽいからペットボトルを持って動く。

なぜこんなにつらいのか全く見当がつかず、

席とトイレを往復するばかりで、

やっとお昼になって、

出した分取りもどすため(そのくらいは正気だった)

念のため朝買っておいた栄養ゼリーを摂る。

が、

あんな少ない量なのに、飲みきれない!

これは、重症なのかもしれないと察知。

 

といっても、

体のどこが痛いわけでもつらいわけでもなく、

吐き気のみ。

あとは、まあ排便できてないのか便意をもよおすくらい。

この便意もなにかあるかもしれないので、薬も買っておく。

 

あまりの気分の悪さに

ちゃんと帰宅できるかわからない状態で、早退。

案の定、途中ホームで休憩しなければならないはめにないながら

そして、しっかり服も汚してしまいながら

帰宅。

 

わからん。

わからんけど、とりあえずは、汚れた服を洗濯して、

お風呂に入る。

お風呂のなかでも、リバースしそうでゆっくりできない。

 

なぜだーーーーーーーー!!!

 

と、そのうち、便意をもよおしながらも、一向に排泄できてないことに

気付いた。

あまりいい話ではないけれど、もしかして便秘?

いや、便秘であったとしても

朝からずっと繰り返すリバースはなんだ?

 

 

くたくたになりながらお風呂を出て、

寝ることにする。

リバースは止まった。

全く食べていないので、リバースするものもない。

やっと、ここで、

これは胆のうとかの機能不全のせいか??

と気づく。

 

 

私は胆石を持っていたのだった。

これは紛れもない事実で、昔検査もしていた。

若いころに、これも急激に、この時は胃がやられた。

辛いものを食べた帰りだった。

もうこの時の冷や汗は今でも忘れない。

家族に迎えに来てもらった記憶がある。

 

あと、また忘れたころに、

急激な胃の痛みにやられた。

これも原因はわかっている。

豆腐と生姜を使った体にやさしいお料理を作ったつもりが、

生姜を大量に使いすぎて逆にこれが体に悪かったようだ。

この時も家族に頼んで近くの救急病院で休んだ。

 

そうだ、そうだ、

私、気をつけなければならないんだった!!!

 

胆石の症状は人それぞれですが、

私の場合胃が痛かったのではない、胆のうが危険信号を送ってたんでした。

 

よく言われるように、辛いものなどの刺激物や油ものは極力気をつける。

運動不足や、不規則な生活もダメですね。

 

まあ、あとはストレスと。

 

 

 

そうか。

胆石の悪さだな。

 

ほんとにわけのわからない苦しさに悩まされてる間、

昔、母親が同じように倒れて寝込んでいたことを思い出した。

部屋のソファで横になり、

起き上がれないから洗面器を持ってきてくれと言われた。

なにか食べたから?って聞くと

母親はウナギと言っていた。

ウナギ?と思ったけれど、母親のその状況はとても辛そうだった。

 

私はその時無意識にウナギは食べ過ぎてはいけないと信じている。

自分の経験からも生姜も怖いし、辛いものもダメ。

 

母親はのちに、胆石の手術をして、大きなカルシウムの塊を見せてくれた。

そしてしばらくして、父親も胆石を取った。

両親とも???

 

両親とも胆石を持っていたので、私は気をつけなければと誓ったはずなのに、

まったく症状がないと、忘れてしまうもんだ。

ていうか、わざわざ意識して生活はしない。

ただ、食生活、生活習慣は最悪なのはわかっていたから、

胆石が気をつけろと知らせてくれたというものか。

 

それにしても、

わけわからないリバースは体力を使った。

会社で飲みきれなかった栄養ゼリーは次の日やっと飲み終えた。

 

排便もすっきりして、やっと戻った感じだけれど、

食べたらリバース?という不安が付きまとう。

 

健康って大切だな。

私の場合、発作だからもとに戻るけれど、

もとに戻るかわからないような病気と闘っている方たちはほんと大変。

気合いしかない。

 

母親が私に見せてきたものは、

ほかにも今後の私に注意しなきゃならないことはたくさんある。

受けついた体質は、謙虚に受け止めながら

いかに健康でいるかを考えなきゃないけないな。

 

 あと、女性って子供を産む以上、

年齢を問われるけれど、

やはり若いうちに子供は産んでおいた方がいいのも、

この件でなんとなく感じること。

 

生きていく以上、老化のほかにもいろんな病原も体に入ってくると思う。

新しく誕生する命は、できるだけ気持ちよく育ってくれる母体であってほしいということは言うまでもない。