いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

またひとつおばさんになった

私は3月生まれだ。

そう、またひとつ歳を取った。

 

春生まれというのも好きなんだけど、3月生まれというのはとても気に入っている。

なぜなら、

同い年のみんなより誕生日が遅いから。

そう、少しでも若くいれるというみみっちい気持ちがある。

これは今だからじゃなくて、昔から。

 

みんなが体験してきた後でやってくる誕生日。

成人する20歳からその後の10歳ごと訪れる「大台に乗る」時なんかは、

特に思う。

 

ちょっとしたことだと思うし、

大人になったら別に同い年の人を比較することはないけれど、それでもやっぱり、だ。

 

以前勤めていた会社の後輩が、結婚して子供を産む時の出産予定日が3月下旬だからイヤだと話をしていたことがあった。

学校行くと、友達より小さいからいじめられるからという理由。

私のまわりの3月生まれは、そう見劣りするような小さな子はいなかったし、

いじめられるかもというのは、幼稚園や小学校などのたった10年くらいまでのこと。

親としての気持ちはわからんでもないが、

 

泣いて訴えるようなことではない。

 

 

 

どうしようどうしよう。。。と、3月生まれの私に訴える。

 

大丈夫だと思うよ、と言ってもわからないみたい。

初産だから4月になるはずと言っても、不安だという。

 

生まれる日がそんなに怖いのか。

私は親になることはないけれど、私が出産予定が気になるならきっと大晦日や元旦だろうなと思いながら、ちっとも同情してあげることができない。

 

しかも、3月生まれのデメリットばかり訴えられると、

3月生まれの私には、はあ??ってしか思えないし。

 

その彼女は、気持ちが子供に伝わったのかちゃんと4月に出産していたけれど。

 

 

そんながっかりな思い出が、毎年思い出される。

大人になると、別に同い年とばかりいるわけではないけれど、

やっぱり今年も3月はうれしかった。

 

またひとつおばさんになってしまった。

もう、おばさんというしかない。

 

誕生日に誰かに祝ってもらったというのは親以外に、記憶があまりない。

ほぼ毎年、ひとりで過ごす。

今年も誰もお祝いしてくれる人はいない。

でも、もういいかな。

お祝いしてもらう歳でもないし。

 

さて、落ち着いて

この先も落ち着いて

がんばっていこう。