更年期を戦うには、
自分のモチベーションをあげるしかない。
モチベーションをあげる、というか、今までの基準値に戻すっていう感じ。
いつもの自分に戻すために、今日は家の中の掃除をした。
昔から掃除は好きな方だったのに、今はまったくしなくなっていて、運と掃除は比例するということを知っているだけに、ちゃんと掃除はしないといけないと奮起した。
やはり、掃除するだけでさっぱりする。
排気ガスの空気しか入ってこないので窓は開けたくないけれど、久しぶりに窓を開ける。
部屋の中の空気を入れ替えるのも、大切なのだ。
空気を入れ替えるといっても外気はイマイチなので、とりあえず空気清浄機のお世話になる。
模様替えをしようかと思ったけれど、なんとなくどう配置してもしっくりくるように思えないのでやめた。
掃除をするだけでやっぱり気持ちいい。
それから、今日は髪を切りにいった。
ずっと前から切りたいと思っていながら行けなくて、今日は絶対行くと決めていたから、夕方になってしまったけど予約を入れた。
毎月のようにお手入れしていたのに、ふと気付けば4ヶ月も経っていた。
お手入れする気にもなれない毎日だったことにあぜんとする。
どうりでロングになって髪を束ねる量も増えたと思った。
カラーリングなんかは、もう半年も経っていた。
いつもしてもらっている担当の人がカルテ書き間違いかと思ったと言ったくらいだ。
そのくらい、この半年は、自分のお手入れをする気分になってなかったということ。
暮らすことに精一杯だったことを身にしみて感じた。
美容院に行くのは、大好きで、
ずっと同じ美容院に通っている。
今日いわれたことは私は「VIP」だってことだった。
20年以上通っている人は上客ですから、と。
ああ、そうだった。
もう20年は経ってる。
私の社会人人生と、ここの今や経営陣になっている人たちは、
同じ時間を歩んでいるんだと思った。
がんばってきたんだ。
さほどお近づきになってるわけでもないけれど、この美容院の人たちとは
1ヶ月〜3ヶ月ぐらいごとに顔を見せて、元気だなっていうのを確かめて、
なにげにそんな平和な日々を積み重ねてきたんだ。
そう思うと、
元気でてきた。
もう、ダメだ、というところまで私は今落とされているけれど、
なんとなく本来の日常をまた見れた気がする。
がんばろう。
あしたから、またがんばろう。
これが更年期の躁鬱であったとしても。