暑すぎる。
お風呂の温度か?と思うような外気は、ホントに生命に危機を感じる暑さ。
絶対に油断できない。
小さい頃から汗かきの私は、この夏、恥ずかしくなくなった。
みんな、かなり汗をかいてるから。
同類がいれば気にならないのは、スポーツクラブで汗をかくのと同じ。
はげしく汗をかいているのは私だけじゃないのだ。
でも、この暑さ、更年期も入っているからだろうか、汗の量は倍になっている。
駅に着いたとたんの吹き出す汗をふきだけでタオルハンカチ一枚がずぶ濡れになる。
歩いて立ち止まってしまうと、汗が流れ出してもう着替えたくなるくらいで、きれいな格好はできない。すぐ着替えたくて、着替えるなら常にTシャツでいいと思う。
汗だくで、そのあと汗がひくと、妙に臭くなる。おじさんとすれ違うときや、ランチ後の落ちついた時間に行く丼のチェーン店のスタッフなんか、あるある。
汗臭いのは、鼻がもげるワキガに匹敵するくらい、くさい。
ワキガじゃない、汗くささ。
たまに、私も自分でくさいと感じる時がある。汗を十分ふかずに仕事していると、汗がひいて時間が経った頃にふわ〜っとくる。
加齢のせいなのか、運動不足だからか、今まで、こんなくささはなかったのにと思う。
そして、汗がなかなか引かない。
汗をかいて自分ではもう放熱済みで、すっきりしてるつもりでも、人からみるとまだまだ顔が汗だくらしくて、よく汗を指摘される。
これがかなり厄介で、たまにハンカチで汗の確認したら拭いたハンカチの勢いでまわりに飛び散るのだ。
髪を束ねていれば、首筋の汗にまとわりついた部分が、それも知らずに飛び散ってしまう。
寒いと感じるまでは、どこかで汗はまだひそんでるというわけだ。
くさくなるのは、本当に当たり前な感じだ。
それで水分やミネラルが失われて行くから、熱中症には気をつけなければならないけれど、見落としがちなのは、乾燥。
暑さの中にいると、乾燥なんて意味がわからないけれど、適温の場所にいると、顔はもとより手の乾燥を感じる。
夏場の乾燥の自覚は初めてだ。
汗かいて代謝いいよねと言われるけれど、かなり汗後のケアが大変。
こうしてシミやシワが増えて行くのかと思うと、夏の良さが全くわからない。
とにかく、汗に関してはどうしようもない。
熱中症は予防するのみだけれども。