三連休最終日。
鬱ってないでどこか行こう。
と思い立ち、外に出る。
まちはクリスマス仕様だ。
ぼっちには苦痛な日なのだ。
というか、私はせっかくの休日にどこもかしこもいつもより混むのががっかり。
今から行く店もきっと混んでるだろう。
電車に乗ると、カップルは見かけない。
女子高生がたくさんいる。学校だったのか。
今やひとり行動は寂しくない。
むしろ、その方が気楽だ。
先日イルミネーションに友達を誘って行ったけど、なんだかさっさと帰られて私が思う楽しみ方ができなかった。
イベントもひとりがいいと思ってしまった。
電車に乗る前、目の前に赤ちゃんを連れた夫婦が歩いていて、旦那さんの格好が大好きだった彼そのものだった。
奥さんと話している声さえ同じに聞こえて空耳にびっくりしつつ、彼も結婚してたらこんな感じなんだろうと遠い目になる。
まだ彼のことは心にある。
今、私はそれどころではないから、彼が誰かに笑顔を向けているならそれでいい。
彼に会いたいという願望もなく、とにかく揺らぎすぎる今の私の環境に落ち着いて向かいあいたい。
とにかくは、落ち着くために外に出る。
なにもできなくても外に出る。
私と同じ状況の友達は、今日、ぼっちだということが寂しくてSNSで主張しまくっているけど、私との違いはやはり歳のせい。
慣れって怖い。