いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

なにもいらないは楽でいい

バレンタインは何もいらないから。

 

久しぶりに来た仲のいいおじさんは言った。

おじさんは、相手から何かもらうっていうのは基本的にいらないみたい。

以前誕生日の時にもそう言われた。

 

女性からのプレゼントはいらないのか?

いや、どうやら「自分の好きなものじゃないといらない」というものだ。

今回の食べ物でもそうなんだろう。

 

私も、あまりサプライズで色々しても喜んでもらえないっていうのはわかるから、おじさんのいうことはわからなくもない。

 

まあ、わたし的には買わなくて済んだということで、あれこれ迷わなくてよかった。

なんだかそう言われるのも嫌だなと思いつつ。

 

そこで、私は昔あった嫌な出来事を思い出したので、おじさんに話した。

 

以前の会社で、そばに事務所を構えていた弁護士の話。

会社の付き合いもあったその弁護士から個人的に食事に誘われて、翌日お礼に菓子折りを渡した。

それがよくなかったようだった。

 

次に食事に誘われた時に、お礼してもらわなくていいからその代わり

2000円出して。と言われた。

 

どういうことだ?

菓子折りより高い!

(そこの事務所は弁護士と事務員の2人だけなので1000円の気持ちだけでも十分だと思っていた)

 

しかも、さほど、いや全然楽しくもない爺さんとの食事に「会社の手前」行ってるだけなのに、なぜ行くために2000円出さなきゃいけないんだ?って

考えれば考えるほど、

2000円が高く感じる上、食事に行ってる私があほらしくなった。

弁護士なのに、今まで自分が解決してきたエロ案件を元にそんなエロ話オンパレードで知らんぷりして付き合ってるのに!!

 

どういうこと????

 

 

仲のいいおじさんは、その話を聞いて「菓子折りいらなかったからじゃないの」ということだった。

 

私としては、事務所にいる事務員さんに渡せばいいじゃないかと思ったし、家に持って帰ってもいいようなちょっといいお菓子を渡していたつもりだったから、いらなかったら誰かにあげてという気持ちだったわけです。

 

仲のいいおじさんも、その弁護士と同じタイプなのか。。

お礼の菓子折りって、社交辞令なんだからその辺ちゃんと理解して欲しい。

 

結局、誘った女性にお金を出させるのがいいのか悪いのかという話になるんだけれど、ついていく女性側からすれば、お金を出しても気にならないかどうかというのは、その人と一緒にご飯を食べたいかどうかというところ。

簡単に言えば、お金を出してまでその人と一緒に食事したいか?です。

 

弁護士だっていうだけで(しかも爺さんなのに)エロいことしようって魂胆が許せなくて、自分が今まで相談に乗ってきた多くの案件を素でしようとしてるのが、本当によくわからない。そんな相手とお金出して食事したいなんて思いません。

 

ちなみに、私は古い考えなので「男性は女性にかっこいいところ見せて欲しい」と思うタイプです。それがわかりやすいのが「食事をご馳走する」ということで、別にとてもいいお店じゃなくてもいい。「ご馳走したい女性が喜びそうなお店」であれば、それで人の気持ちも動きます。

 

仲のいいおじさんは、気は合うけれど、さほどそんなタイプではなく、、、

食事する相手は家族以外、ほぼお互いがwinwinになるように計算している気がする。

なので、私とはあまり外食はしない。

来るときは、食事会で遅くなった時とかなので一緒に食事もない。

 

 

弁護士の話をしてからおじさんはたまに言う。

「他の人にご馳走してもらった?」と。

他の人と食事に行ってもいいよ、と言う。

 

なんか、男性の思考って色々あるんだなって思うけど、

女性のしたたかさをフルに使ってもいいと言うスタンスが垣間見える。

 なるほど、って思う。

 

 このように、毎回おじさんの思考にちょっとずつ影響されているけれど、

なにもいらないのは楽でいいとは言え、

なんか物足りない。

 

バレンタインチョコ、自分で買うか。