いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

平成が終わり、令和を迎える時が来た

「平成」が発表された時は働いていた。

まだまだパソコン使って仕事をする時代ではなく、ワープロが一台あっただけだったのを覚えている。

平成になったときは、「昭和」と印刷された伝票とか色々をゴム印で「平成」に直しながら使っていた。

 

あれから31年。

働いてきた年月だと思うと、なんて長い月日を過ごしてきたんだろうと思う。

平成は私にとってちょうど働き盛りの頃を駆け抜けた時期だったので、とても楽しかったし充実していた。

でもただ働いていただけで、結婚をすることもなく、恋はしても相思相愛の大恋愛をすることがなかった。

ただ、働いていただけ。

働いていただけの平成時代だった。

働いているだけの30年だった。

 

最近、今更のように思う。

ただ働いていただけって、面白くない人生を送っていたんだなと。

海外旅行したわけでも、ない。

夢中になった趣味があったわけでも、ない。

仕事で忙しかったわけではなくて、ただただ日々を過ごしていただけだった。

 

普段から反省はしても後悔はしないという気持ちでいるけれど、振り返ったらこんな人生しかなかったのか?と思うばかり。

 

れいわと入力すると、0話と出てくる。

私のパソコンは「令和」に対応していない。

そう、私の新しい時代は2019年5月1日から改めて0からスタートしたい。

すっかり年を取ってしまったけれど、相変わらず後悔をしないようにしたい。

昭和の少女時代、平成の女として充実している時代が終わり、令和の熟年期の時代がくる。振り返るとうまい具合に年号とともに生きてきてる。

 

落ち着いて、今後と向き合いたい。

昭和がよかったとか平成がよかった、じゃなくて、令和が私には思い出深かったと言えるような時代になるように願う。

 

元旦になると昨日の大晦日がまるで遠い昔に感じるように、新しく令和を迎えた瞬間から平成は過去になり昔になる。

 

平成時代が終わる。

平成時代が、終わっていく。