いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

おみくじに言い当てられた。這い上がるしかない。

正社員の毎日終電で帰るほどの残業、ていうのがなくなってきている。

切羽詰まった仕事をしなくてもよくなったわけではないとは思うけれど、世の中がそういう傾向になってきた。

 

 

私は派遣で働いているので、生活が大変だ。

他の同じ状況の人たちがそれで生きていけるのだろうかと思うほど、私にとってはギリギリなのだ。

 

なので、バイトを掛け持ちしていて、全部で3箇所で働いている。

会社帰りと、休日と。

本当はもっと別な副業を考えているけれどなかなか思うようにならず、手っ取り早くできる飲食接客業で、体力勝負なのだ。

 

今の飲食業界は人手不足で、どこのお店も少ない人数で回しているから忙しい。

売り上げが多い店であってもさほど時給が言い訳でもなく、アルバイトすら来なくて、従来の人がヘトヘトになりながら店を支える。

 

私も毎日会社で頭を使い、夜は立ちっぱなしで慌ただしく動き、水仕事もする。

足はパンパン、手は荒れる。

疲れるから、家に帰れば寝るだけ。

洗濯するのが精一杯の家事。

 

このままではいけない。

そんなことを思いながら毎日を過ごす。

 

ちょっと自分にご褒美で、近くのカフェに行く。

昔は、カフェ巡り楽しかったけど、今はカフェ巡りもできない。

 

起きて出かける元気がないのと、行きたいカフェがどこも少し遠いのと、

そして、出かけて使うお金がない。

 

ない、と言ってしまうとダメなので言わないようにしているけれど、

あれだけ外出が好きだったのにできていないのは、これが大きな理由だから。

 

情けない。

 

みんな、どうやって生きているんだろうと不思議に思ってしまう。

 

思い返せば、去年は特に後半はバイトに追われてとても体が重かった。

体力のなさを痛感しながらも、まかないがでて晩御飯の節約になるから我慢した。

そのおかげでスーパーに行く回数は格段に減った。

ほぼ、行かない。

行っても生物を買うのは考えないと、家で料理をすることがほぼないから食べきるか冷凍保存するかだけれど、冷凍してもいつ食べるかわからないから買わなくなった。

 

朝に食べるものだけは必要なので、パンや果物を少し買いに行くぐらい。

 

だからと言って余裕ができたわけではなくて、

ずっと貯金ができない。

大好きなカフェに行くのも渋るくらいだから、余裕なんてないのだ。

 

みんな、どうしてるんだろう。

そう思うしかない。

 

 

関西に住む私は、毎年初詣よりも十日えびすに行く。

昔、もっといろんなことをしていたので、商売繁盛のために参り出したのがきっかけ。

わたしとしては、十日えびすと節分に重きを置いていて、

このえべっさんで、今年初めてのおみくじを引いた。

 

「凶」だった。

 

今までから初めての「凶」

今の状況を考えたら、そうだよなって思うので納得はしつつも

やっぱりショックだった。

 

大きな神社境内には他にも小さい神社も祀ってあって、

もう一度違うところでおみくじを引く。

 

10分後くらい。

 

半吉」だった。

言葉に惑わされていたからか、「凶」じゃなかったから少し安心した。

でも、書いてあることはほぼ同じだった。

 

おみくじは引くだけなのに、こんなにも的確に当ててくる。

不思議だ。

本当に不思議だ。

心して進まなくてはいけない。

這い上がるしか、ない。

 

 

いいことが書いてないおみくじは、読むとそこに結んで帰る。

持ち帰らない。

十分気持ちが沈んでいるから、効いている。

 

これではいけない。

 

本当に、これではいけない。

 

そう思いながらも、今日も疲れて寝ていた。

やっとパソコンに向かうことができたのは夜。

 

休みの日の深夜の作業は、普段の疲れが二倍になって来週に影響するからできない。

これは甘えと思いたくなくて、自己防衛。

体力が落ちるようなこと、風邪を引くようなことはできない。

 

今年ももう明けて10日経った。

わたしも、どんどん老いてくる。

老いと向き合う年齢になってきた。

もう、結婚したくてもできないかもしれない。

 

結婚しなくてもいい時代になったとはいえ、

一人で生きていくのは厳しい。

 

今年の目標は、自分の稼ぎは今の何倍もなるようにしたい。

何か買うときに小銭入れを開けるようなことはしたくない。

 

がんばろう。

 

休日は、バイト。

 

早く、バイトもしなくていいようになろう。

 

がんばろう。