いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

飽きられる王子様アイドルよ、おばさんは君たちを応援しているからね。

テレビコマーシャルでみる若い男性アイドルたち。

 

この人たちのことが好きで追っかけて、ブロマイドなんかも大量買いして、

本当に現実の彼氏かのように想いを馳せる。

 

いいな、若いって。

 

ふとそう思った次の瞬間。

 

まてよ、好きでいてもらえる期間て短いよね、いくらかっこよくても。

 

。。。そう感じてしまった。

 

 

ストライクな人であっても、10代はじめはそれこそ見る人見る人が新鮮だったりするから、こっちもあっちもって好きなアイドルがたくさんいるのはわからなくもない。

 

相手が自分のことを知ってなくても、自分が好きなんだから、というのはこれから恋愛をするためにいい訓練だとは思うし、とりあえずはいろんな顔がいるという目の肥やしにもなっていい。

 

それは10代の感覚として、考えたら当たり前かなと思ったりする。

現実にはいないサンタと同じように、相手はアイドルで、自分の気持ちを満たしてくれたらいいだけの話なのかもしれない。

身内の小学生中学生は、半年ぐらい経つと別のことに興味持ってるし、聞けばあっさりしたもので「今はこの人」と大人だったら結構引くような心変わりの速さ。

 

私は昔、アイドルなんてと思っていたけれど、

アイドルはアイドルでそれなりに10代を中心にいろんなしあわせを運んでるんだなと思うようになった。

 

でも、本題は、そこではない。

 

アイドルをしている男子のこと。

 

それこそ、もしかしたら明日には違う人に行ってしまうかもしれないという、常にファンに対して細心の配慮を考えなきゃいけないアイドルたちは、大変だなと思ったのだ。

 

大手のアイドル事務所でグループだとなおさら。人気あるなしがはっきりとわかってくるし、ステージでの立ち位置は明確になる。

自分にファンはいるのか、グループを応援してくれてる大勢のファンに認められているのかとか

これからアイドルとしてやっていけるかとか、

よく考えたら、大変な職業なんだな。

そして、思い返せば、年末で解散した彼らはとても大変な中がんばってきたのだなとしみじみ思う。

 

 

ファンありきの人気商売は、本当に結果がはっきりしているから厳しいんですよね。

 

芸能人だけじゃなくても、なんでもそうなんだけど、自分自身を売りにしているアイドルは一番わかりやすいし、維持も難しい。

 

そこでなぜ、女性アイドルでなくて男性アイドルは大変だと思うかというと、

多くの男性アイドルは絶頂期が若い頃なので、大人の成熟した男性になるとアイドルとしての要素がなくなるからか、よほど素敵に歳を重ねないと難しい。

そう思うと、大手男性アイドル事務所のベテランアイドルたちは、アラフォーも多くいるけれど、現役でがんばってるからアイドル性を崩さず活躍して、努力が見える。

普通に暮らしているならともかく、顔をさすくらいの知名度だと生きにくいだろうに、でもそれでもアイドルを頑張っている。

その点、女性は美しさは保ったままであっても、いつのころからか「アイドル」という立ち位置を返却しているし、家庭を持つとファンにばかり集中できない。(それをうまく利用して生き抜いている人はすばらしいが)

 

笑顔でコマーシャルしている男性アイドルたちも、いつかは王子様のようなさわやかさはどこかに消えてしまう。

 

王子様はいないんだよ、って感じで。

 

 

男性アイドルのみなさんも、若い間のモテ期は幻だと思って、

女子に現を抜かすことなく、歌とダンスに邁進して将来の基盤を作ってくれたらなと

 

ここまで書いて、

ああ私もおせっかいなおばさんだなと感じたところ。

痛いおばさんだ。

 

とにかく

アイドル業って大変だよね。

今日もとりあえずコマーシャルみて応援しておくね。