いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

休み休みの冗談すらいらない妙齢の憂鬱

大好きな彼は、

まあ彼というポジションではないけれど、大切な人。

とても年下なんだけれど、妙齢だとわかって相手をしてくれる、寛大な人。

 

最近、年下がゆえの悩みを持ち出した。

というか、誰でも思うことなんだけど、

俺たちこのままでいいのか?というもので、

束縛されたくないといいつつも中途半端がイヤといい、

この先のことが考えられないという。

要は、この先一緒にいる人は私ではダメだというもの。

 

かれこれ、3年ほど経つけれど、

彼はその間かなり悶々と、好き好きオーラを醸し出す私に後ろめたさを感じつつ過ごしていたわけです。

ていうか、彼は、敢えてこれ以上気持ちを盛り上げてはダメだということで

よほどじゃない限り会おうとはしない。

 

基本的に海外にいて、本当にたまにしか会えない。

それもこれも、私があしげく連絡をして忘れないようにしているからで、

最近はそんな努力もみすみすスルーされる。

これ以上どうにもならないっていうこともわかっているだけに、

彼の心情もわかる。

 

年下と付合うことで気をつけたいのは、

年齢差を感じさせないこと。

これにつきる。

私という人を認めてくれてる、というか、

私と気が合うと思ってくれてる人は好意的に見てくれているというそれだけのこと。

ありがたい。

どんどん老けていく自分にストップをかけてくれる存在は

とてもありがたい。

 

例外なく彼もそんな私を認めてくれていて、

私の私情なんてのはつきあっていくうえで必要ないと言ってくれる。

知らなくてもいいと言う。

私のことを知らなくていいとは聞き捨てならないけれど、

相手を選ぶ時にあれこれ条件をつけなきゃいけないタイプじゃないので、

そうでなければ随分年上な私と対等に付合えない。

私のことを思って言ってるわけではなく、

彼のポリシーみたいな感じなので、私はそんなところが大好きなのだ。

 

 

彼もそう思ってくれていたのか、

海外赴任になってから連絡は途切れたままの頃が長かったけれど、

時間が経ってもちゃんとやさしい。

 

素直にうれしい。

 

そんな時、

「会えない時間が愛を育てる」とかいう歌詞を思いだす。

愛が育ってるとは言いがたいけど

会えなくても冷めてない。

案外二人ともが忍耐強かったというだけだけど。

 

そんな彼が

この先のことを憂うわけです。

 

そんなことを言われたから、

次の日はとてもとても泣きそうでした。

彼は、

付合うとかそうのは重いわけで、

ただ

 

 

抱きたいというだけで。

 

 

 

 

 

でも、私専属でというわけで。

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、セフレというやつですけどね。

 

 

10年先も抱かせてくれと言ってくれるので、

たぶん

結婚しようという言葉と同等くらい

うれしい言葉。

だって、結婚したら10年先もこの妙齢で抱こうと思うかというと

0に近いだろうから。

 

今の状態だから10年先の私でもいいと言ってくれるわけだから、

本当にありがたいお言葉なのです。

 

だけど。

 

ここんところ

私はモテ期到来しているのか、この夏

彼と同世代のメンズから

抱きたいと。

ありがたくも迷惑な申し入れ。

 

彼はね、

現実的にちゃんと考えて

ムリだなということを言ってきたけど

 

その人たちは、

結婚したいと言う。

 

 

信じられない。

 

 

 

 

 

 

ていうか、

お母さんと同世代かもよ?っていう

年下君が一番積極的で

 

よくわからない。

 

「お母さん世代だよ?」って

ついに言いたくもないことを言わなきゃならない。

 

 

 

年上でもいいというのは本当にありがたい。

私もどれだけ好きでも妙齢ということでいろんなことを

諦めてる感はあるんだけど、

ちょっと遠慮がちに「年上どんな感じかな」っていうのならともかく

ガチで「年上がいいから」と積極的に来られるのは

戸惑うばかりで

怖い。

 

 

 

この夏はそんな年下君からの連絡ばかりだった。

最近知り合ったわけではなく、わりと古い友達だけど、普段全く会ってないのに。

 

どういうことだ?

 

年下の彼の判断が全う過ぎて、余計に彼のことが好きになるばかりで、

結婚という言葉を匂わせてくれるのはありがたくても

全然うれしく思わないのは、

神様のいたずらなのか。

 

自慢でもなんでもない。

 

この妙齢に冗談はいらないんです。

私と生きてくれる人がいいんです。

 

そして、私は彼を選んだ。

でも彼は私を選んでない。

 

上手く行かない世の中だと言いたいんです。