いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

ずっとデートしてないといろいろ勘違いして、最後はぼっちで落ち着く

今日は、気の進まないデートをしなきゃいけない。

と思うと、鬱な感じでぎりぎりまでドタキャンを考えていた。

 

なぜデートになったかというと、

私のために、ぬいぐるみを買ったから渡したいと言われていたから。

かれこれ半年前からいわれていたので、

もう相手も私も、いい加減これは会わなくてはと思っていたからだ。

ていうか、

もういい歳の私にぬいぐるみをくれるって。

 

 

いらんし。

 

 

いらんし。とは言えない。

 

 

 

だから、とりあえず取りにいく。

そこからデート。

 

 

と思って、いつもよりきれいにして待ち合わせに行く。

この後、お茶かなとか思いながら。

 

すると、ホントにぬいぐるみを渡してくれただけで、

その人はこのあと用があるからと去っていった。

 

 

 

ぬいぐるみだけ渡して。

 

 

 

え??っていう気持ちと、ホッとする気持ちとが入り混じった。

ぬいぐるみ持って、この後どうしよう。

なんとなく、ひとりでお茶する気にもならず帰宅方向に向かう。

電車は空いていた。

 

持ってるぬいぐるみの袋からタバコのにおいがする。

ぬいぐるみもきっとタバコくさい。

タバコくさいぬいぐるみなんて、どうしろっていうんだろう。

 

タバコくさいぬいぐるみを持って帰るのが嫌になってきて、ちょっと寄り道をすることにした。自分の家の最寄りの駅を過ぎてその先まで行ってみる。

 

いつもは下りない駅で降りて、お茶をして帰った。

おいしいケーキを食べて、ゆっくりした。

 

帰るころには、気持ちもぬいぐるみのにおいも気にならなくなっていた。

 

 

いつも、私はこんな感じ。

最後はひとりで気持ちを落ち着かせて、家に帰る。

みんな、親切なだけ。

私はとんだ勘違い野郎なので、家に帰る前にリセット。

 

 

Twitterの誰かが作っているbotで、

宇野千代さんが言ったらしい言葉が流れてきた。

男は複数いてもいい。と。

 

 

布団に入るときは、ひとりずつとだから。ということだ。

 

 

妙に、納得。

ひとりに執着しなくても、思い切って複数でもいいか。

 

 

いや、複数いても、

なかなか布団にはふたりで入ることがない。

 

がんばろう。