いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

お互いがうまくいくならそれでいい

おじさんとは仲良くしている。

おじさんは私を彼女と思って、

私はおじさんを、大切にしてくれる人と思っている。

彼氏では、ない。

 

おじさんは色々話してくれる。

子供のことや奥さんのこと、会社のことも少し。

聞いていると、結婚ということについて考えさせられる。

結婚とは、やはり、生活なのだ。

掃除をする

洗濯をする

ご飯を作る

 

働いている旦那さんがいて、

旦那さんが自分たちのために用意してくれた家を大切にする奥さんがいる。

人生を彩っていくための共同生活のパートナーなのだ。

 

いい家庭を作るため

共同生活をしていくため

 

うまくやっていくためには、それぞれの考えがあり、それが相手に伝わらないと喧嘩になる。つまるところ同じ気持ちなのに、ちょっとした考え方の違いから意見が対立してしまう。

 

おじさんの話を聞いていて、

いろんなことが学べている気がする。

 

私も今までいろんな人と、いろんな家庭の話を聞いてきたけれど、

今、ものすごくリアリティを感じながらおじさんの話を聞いている。

これまでは、所詮他人事という思いだったのかもしれない。

 

おじさんと呼んでいるけれど、私と10歳も離れていない男性とその家族のことを聞いて、自分がそうだったらどうするかを考えれるようになったからだろう。

 

おじさんは、奥さんと仲が良くないことを話してくれる。

それは、私に気を持たせるという意味ではない。

仲が悪いのが、辛いという含みがあるのだ。

 

奥さんと仲が良くないから外で女の子と遊んでしまうのだろうと私は読んでいて、その遊び相手が私なくせに、奥さんとの仲が良くなるようにアドバイスしてしまう。

 

私もお人好しなのか、ちょっと年上の旦那さんだと仮定しながら、聞いている。

どうにか、仲良くしてほしいと、いつも案を練る。

 

 

深夜、おじさんから連絡が来た。

大きな蜘蛛が出たから、大騒ぎになってやっと捕獲したと。

苦手だけど、頑張ったと。

よかったね!って褒めてあげたら、

いいところ見せれたと喜んでいた。

 

こんなもんなんだよね。

 

 

おじさんの悩みが少しでも緩和できたんじゃないかと思った。

私の役目は、そこ。

おじさんは知らず知らずに、私に、奥さんと仲良くできる方法を聞いてるのかもしれない。

お安い御用だ!とは言えないけれど、

喋れた!って喜んでいたら、一緒に喜ぶくらいはしてあげれる。

 

ちなみに、おじさんは彼氏のように接してくれるから

私は彼氏が欲しいと思う気持ちがちょっとずつ大きくなってきている。

私の中ではおじさんは、彼氏ではない。

これは、おじさんも承知なところだ。

 

 

世間からしたら、おじさんと仲がいいというと不倫と言われるけれど、

まあ、なんとでも言ってくれ。

おじさんと私のオリジナルな仲がちゃんとある。

 

お互いの気持ちの穴埋めをしながら、

お互いの生活がうまく回っているなら、それでいいじゃないか。