こんなタイトルだと、
男の話かと思うけど。
私の話。
先日から実家に帰っていて、実家で取れるニンニクが毎日炒め物なんかに入っていて、なんの用もないから平気で食べていた。
臭わないから大丈夫!という母の言葉を信じて。
勢いがついてしまい、ラーメン屋に行った時も素揚げを何個か美味しく食したけれど、その日よく考えたらおじさんと会う日だった。
自分では全く臭わないけれど、一応伝えておいたものの、会った瞬間からおじさんは臭いと言う。相手の臭さは伝えるのも遠慮するものだろうけど、よほどだったのかすぐに言われた。
それから時間が経つにつれ、自分でもわかるようになってきだからもう大変!
口臭はもちろん、体からも臭う。
おじさんは私を抱きながら我慢していたのだろう。ごめんね、おじさん。
あと、おじさんは、ニンニク臭い私のそばで、いびきにも耐えていた。
私はいつの頃からか、いびきをかくようになった。
自分のいびきで目覚めたことで知ったのがきっかけで、親にも指摘されたから間違いないのだ。
いびきかいてたよ、とおじさんに言われて、もう、かわいくいようとか綺麗にしなきゃという気持ちが吹っ飛んだ。
すべてが終わったとすら思えた。
おじさん以外の人と一緒に寝ることはできないかもしれないとも自覚し、瞬時にこの先彼氏作ることに躊躇する自分が誕生した。
ニンニク臭くて、いびきをかきながら腕まくらで寝る私を許してくれるおじさんにはマジで申し訳なくて、足を向けて寝れない。
いろいろ終わりつつある私に、綺麗にしたら綺麗なのに!とおじさんは励ましてくれ、いや、綺麗にしたら誰でも綺麗になるんだよと心で突っ込みながら、ありがたく感謝する。
とにかく、いびきはすぐ治らないから、ニンニクは人に会う時は食べないことを反省しておく。