ずっと前からいるセフレと久しぶりに再会。
東京に住んでいる彼は、仕事で関西にきた。
関西での仕事は久しぶりで、私も東京行く機会ないし行っても別に会おうと思わなかったから、ざっと3年ぶりぐらいに会うことになった。
もともとは彼に対してセフレ願望だったけど、東京で仕事するようになって疎遠になったのに、なにを思ったのか、彼が私にセフレになってくれと言ってきた。
いざ言われたら、戸惑ってしまった。
東京と関西だからいつか忘れるだろうと安易にも考えて、いいよと言ったものの、実は彼が東京に行く前に知りたくない事実を知ってしまったので本当は、断ればよかったのかもしれない。
そう、彼の親と同い年だった。
良心が痛む。
知らないのは彼。
年上なのはわかっていても、詳しくは知らないまま。
このまま忘れてくれていたらよかったのに、彼は3年ぶりだというのに会いにきた。
当たり前のように、一緒に過ごしてしまった。
私の老化に嫌気をさしてくれたらという思いで、すっぴんも披露したのに、なぜか関西滞在の2週間の間に毎日のように、会いたいという連絡。
まあ、セフレだからそうなるよねと思いながらも、私ももう披露するような体でもなし、断る。
会いに行く。
都合わるい。
会いたい。
しんどいからごめん。
この繰り返し。
しつこい。
しつこいけど、こんなおばちゃんに入れ込んでくれるのは、ありがたいばかり。
ありがとう。
でも、
お母さんと同じ年齢という事実をいう勇気ないからこのままスルーして、できれば私のことは忘れて欲しい。
東京との遠距離でセフレなんてできないし。
そんな私の気持ちなんてつゆ知らず。
彼はえっちしたい盛りだから、嫌われたくなくて謝ってきた。
無理言ってごめん!
また連絡するから!
おばさんの私にそんなこと言ってくれるなんて、本当ありがとう。
私の彼氏になりたいわけじゃないので、私も都合のいい人でいるのはもうしんどくなってきた。
援助とかそういうのも特になく、ただ会いたいだけの関係。
彼にいいスポンサーができることを、ただただ祈る。