緊急事態宣言も解除される地域も出て、なんとなく安堵な雰囲気にはなっていますが、私が住んでいるところはまだ解除はされていません。
それを理解してる人は自粛を継続しているし、下火になっているからと油断している人もいる。私はどっちに入るのだろう。
ほとんど毎日、食事して、テレビ見て、たまにパソコンして、寝て、思いついたように掃除して、のローテーションが続いてます。
人が少ない時間帯を狙って、スーパーへ行くのだけれど、
昨日は道すがらの人通りは結構ありました。
まだ解除はされていなくても、一部解除というのは人を安心させているようです。
ふと、カップルが歩いていたので、やっとデートか〜とか思いながらやり過ごしていると、急にその男性が怒り出した。
「電車乗りたくないってどういうことやねん」
「なんやねん」
「黙ってついてきたらいいんちゃうんか」
「そこは「はい」でいいんや」
歩きながら喧嘩になってる。
彼女はたぶん、わざわざ電車乗って出かけなくてもこの辺でごはん食べればいいんじゃないの?って雰囲気。
でも、彼は、連れて行こうと思っているお店があったんだからそこへ行こうという感じ。
みるみる男性の声が大きくなっていくので、見ていて心配でした。
男女のそれはよくあることだと思うけれど、問題なのは男性の喋り方。
関西弁ってこんなに威圧的なんだと思う瞬間。
上から目線になりがちな関西弁をさらに畳み掛けるように喋っている。
彼女は、そこで一気に冷めて、、
というか、萎えていた。
もういやだと思ったんでしょう、雨降ってるのに急に止まって傘を畳む。
「なんやねん!!!!!」
まわりに響き渡る怒声。
こういう男性はそのうちドメスティックハラスメントをするのかな・・・とか思いながら、この彼女はちゃんと「逃げれる」のだろうかと心配になりながら、見物するわけにもいかないのであとを去ったのですが。。。
これ、男性の大失敗例です。
(好きな)女性が喜ぶことをしたいと思いながらしてるんだろうけれど、違う人間、しかも性が違うのだから必ずしも相手が喜ぶとは限らない。
言うことを聞いて欲しいとか
俺についてこいとか
それについて女性がどういう反応をするのかを何パターンか考えていないってことでしょうか。こんな返事がきた時はこうしよう、とか。好きな相手ならもう少し想像を巡らせながら計画してもいいんじゃないかと思うのです。
でも、素直についてきてくれた場合しか考えていない。
アラサーくらいな二人だったので、あえて言わせてもらうと、
今、年号はみんなが承知の通りの「令和」です。
平成しか知らなさそうな若者がいまどきそんな付き合い方しかできないって、不器用としか思えないのです。
昭和の大スターが「自分、不器用ですから」といったのは、昔話です。
今はもっとスマートな接し方が主流ではないのでしょうか。
かくいう私も、実は仲のいいおじさんには大変振り回されます。
ザ昭和なので。
それこそ、相手の行きたいところに連れてあげるのではなく、自分の行きたいところに案内してやるっていうやつです。
黙ってついてきてくれるだろうとでも思っているんでしょう、思っているからそうなのです。
ただ、その話が楽しそうなら(楽しかった経験があるなら)話に乗るでしょう。
情報が多い時代、女性だって行きたいところはあるんです。彼と行ってみたい、彼に連れてもらいたいって思う場所はあります。
さっきのカップルは
「黙って「はい」っていっておけばいいんや」といってるところを思うと、それは違うんです。
せっかく好きな人とのデートですから、
しかも、こんな状況の中です。
できれば女性の意見を尊重した上で楽しい時間を過ごすのがいいんですよね。
たとえ、女性が拗ねてしまっても怒らないで欲しいのです。