いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

ぼんやりと福祉について、昔の会話を思い出している。

介護とか、福祉を仕事にできると思う?

 

 

ずっと昔、まだ私がとても若い頃

福祉士という免許がこれからできるという時代

 

会社の同僚が、私に聞いてきた。

 

 

福祉を仕事にするってこと?

 

 

 

そのころは、福祉はあまり世の中で重要視されていないというか

自分のまわりで福祉というカテゴリーがあまり馴染みがなくて

住んでる地域の家族と住んでいる老人ぐらいしか浮かばなかった

 

 

自分の祖父母を介護するということしか浮かばないので

仕事にするっていう想像がなく、

介護に対してお金をもらうというのが、不思議だった

 

 

福祉の仕事がしたくないのではなく

お金をもらって福祉の仕事はできないという返事をした

 

 

 

そっか。と同僚はいい、話は終わったけれど

その後、彼女は福祉士の免許を取っていた。

彼女はお金をもらって福祉の仕事をできる人だった。

 

 

それから、時代が進み、福祉は大きく取り上げられるようになり、

福祉を仕事にする人も増え、それによって助かる人もいるので

必要不可欠な職業になっている。

 

 

私は福祉の仕事はとてもデリケートなものだと思っているので、

向き合えない。

お給料が良くてもできない。

きっと、現実に切なくなってやりきれなくなって

しんどくなると思うから。

 

なので、福祉を仕事にしている人はすごいなと思う。

大変なのに、それを選んでいるということ。

安易な考えな人は、お金もらえるなら福祉でも頑張るという人もいるでしょう。

幼児を預かるのと同じくらい相手との意思の疎通ができない状態もあると思うと、いい加減な気持ちではできない仕事だと思っている

 

福祉に関わってる方々のご苦労もわかるし

福祉に関わってる方々がいるからこそ、助かる人たちも多い。

 

 

親が動けなくなったら、

自分でどうもできなくなったら、と思うと

助けを求める人がいるのは心強い。

福祉に関われる方は、人命救助に関わる医療関係や救助関係の方々と同じくらい

ものすごく正義感が強い人なんだと思うし

いてほしい人だと思う。

 

 

若かりし頃の、その質問は

今でも時々思い出しては

自分を振り返る。

いまだに、考えは同じだけど

人が困ってる時は助けるくらいの気持ちは持っているつもり。