友達なんだけど、いろいろ師匠な感じのメンズに、
毎日くたくたなんだよって言ったらごはん一緒に行ってくれた。
飲まない人だから、居酒屋でも食べるものが酒の肴はなし。
彼をリスペクトしてるのでどんな話でも心の中のどこかで納得できる。
今日はそんな話を聞いていたら、余計に自分のふがいなさがどっと気持ちを重くしてしまって、余計元気がなくなった。
よしよしって頭を撫でてくれた。
頭を触られるのは好きじゃないけれど、振り払う元気もないし、
帰りは肩を抱いて歩いてくれた。
嫌じゃなかった。
あー、メンズにこうしてもらうの嬉しいな。
私の悪いところはここから。
頭を撫でてくれたからって、
肩を抱いてくれたからって、
好きなれないし、身を任そうとも思えなくて、
バイバイって手を振って別れたとたんに、
ひとりっていう気合が入る。
一瞬甘えれたけど、
結局一人なんだからさ。
それにしても、彼の話で自分のふがいなさと自信のなさが余計浮彫になって、もっともっと努力しなければならないなって思いつつ、
私は人に恵まれているのに、全然恩恵に授かれてないことになおさら落ち込む。
あー、どうした、私。
せっかくデートしてもらったのに。
元気ださないと。