甘い生活までの道のり

ラブラブな生活になったら終了

神対応しているのが気付かない、当たり前だと思っている昭和の人々

君が代わりにきてくれてうれしいよ」

と、にこやかに微笑みながら頬に手が来た。

「ありがとうございます」

 

で、終わるかと思ったら、

また、同じように、

「ほんとに、君がきてくれてよかった」

と、頬に手が。

 

なんやねん!!!!

二回もすんな!!

1回でもセクハラなんですけど!!!

 

という、朝の出来事。

 

 

1泊2日で取引先グループを連れて出張していた。

本当は上司が担当だったけれど、急に入院してしまったので、

私が代理で行ったのだ。

 

上司的にも、わたし的にも、

なんら問題はないことで、むしろ私にチャンス?って感じだった。

 

でも、初めての接待、というか引率というか、

なんせ代理なので、上司の顔をつぶしてはいけないので

気分よくいてもらわなければならないので、

がんばって夜の会食もなんなく終了。

 

みんな酔っぱらってきた。

 

案の定、おじいさんレベルの人は「お殿様」にしてあげなければ

いけないため、上げ膳据え膳以前に

隣にいなければいけない。

 

それも、私は別に構わない。

なんなくクリア。

 

「飲まなきゃ」って促される。

それはNG.

もともとお酒に強くないっていうのもあるけれど、

無理やりお酒をすすめるのは、本当にお酒を楽しむ飲み方ではないと思っているから。

呑み助さんは、そんな飲み方はしない。

呑む人だけで楽しむものだと知ってるから、しかも女性に無理強いしない。

しつこい。

 

冗談でも、しつこい。

 

だいたい、夜お酒が入ってからの態度でその人がわかるわけだから、

それ以上すると、相手に毛嫌いされるのわかってないのか?

 

「あー、君でよかった。楽しい」との連呼。

 

「ありがとうございます」

あー、とりあえず、上司の代わりは果たせた。

終了。寝る。

 

 

 

と、思ったら、ホテルの内線がなって、

「ビールあるけど、飲むか?」

 

 

は???????????

 

あの、ビジネスで来てるわけですよ、上司の代わりに。

あなたが会社の上司でも引くのに、

それ、なんですか?

 

しかも、12時すぎてますからね!!!

 

わたし的には、

学生みたいなことすんな!!!って叫びたかった。

そう、もう熟睡してなきゃいけないような70のおじいさんが。

 

いつもまだ起きてるって言ってたでしょう?

 

ほんま、やめてくれ。

社長という目がどっかいくから。。。

 

 

という、夜があってからの、朝。

 

ホテルのエレベーターで

ばったり2人になった。

 

君が代わりにきてくれてうれしいよ」

と、にこやかに微笑みながら頬に手が来た。

「ありがとうございます」

に続くのだ。

 

2日もきちんと、機嫌よくいてもらおうと思ったけど、

もうこれ以上甘やかしてはいけない。

ということで、

お守りはほかの参加者に任せた。

ビジネスで行ってるわけですから、他の人もそのおじいさんのお世話は

しようと気を使っているわけだ。

 

でも、おじいさんからすると、私がいてほしいわけ。

 

 

ことごとく、他の人にお任せ。

たぶん、おじいさんは、他の人が飲むのでそれに付き合って

いつもよりもはるかに無理をして飲んでいたんじゃないかと思う。

そう、みんななんとなく気を使ってはいるんだ。

 

おじいさんにとっては、気を使わないでよさそうな

わたしがそばにいてほしかったようだけど、

 

頬に手を持ってこられて、うれしいと思うか???

 

 

やっと解散になる。

「今回は上司が欠席で申し訳ございませんでした。・・・」と挨拶して

見送る。

 

「ありがとう。じゃ、握手!」とおじいさん。

触りたいんですわ、結局。

 

でも、握手くらい慣れておりますから、

握手。

 

と、一番の長老がそんなことするもんだから、

代理できてる私なのに、全員と握手することに。

みんな、長老がするならしなきゃというスタンスっぽい。

なんか、笑う。

 

 

楽しい2日ではあったけど、

やはり昭和の対応をするのは、まあ大変。

コミュニケーションは大切だけど、

まあ、これはビジネスですからね。

会社の女性ではないので、いき過ぎたことは、

困るんですよ。

 

ほんま、怒るで。

 

 

 

と、テレビでは

カラオケ行って手を触っただけで、解雇されている人のニュースが。

 

 

ん。

そうなんですよ、今の世の中、

昔は許されていたことでも、人生終わる大問題になるんですからね。

よく心得てください、

男性諸君。