この前テレビでギターが上手い人3人をゲストにギターの弾き方についての特集があった。
私はギターはまったくわからないし、興味もないけれど
楽器をいとも簡単に操っている人は単純にリスペクトできる。
きれいな音をすずしい顔してポンと弾いて出すというのは、まあ誰でもできる技ではないと思うから。
で、佐橋さん、MIYAVI、HISASHI。
音楽に疎い私でもどこかで名前は聞いたことがあるくらい3人は有名な人だった。
ギターを弾く人のイメージや
テレビやメディアでみるイメージとはまた違う、好きなことを語るその顔はみんな楽しそうで、優しそうで、嬉しそうだった。
その中で、佐橋さんというひとはひときわ大御所感が漂いながらも、気のよさそうないい印象で、こういう人いいなあとつい調べてみたら、
なんと、松たか子さんの旦那さんということが分かった。
松たか子さんの見染めた人か。
もう、それで、いい人決定!って感じで、やっぱりいい人なんだろうなと勝手に決めつけている。
(まったく存じ上げないうえで、想像でいいますが)
ギター一筋で、大好きなことを仕事にしている人なんだろうけれど、
もしかしたら不器用なところはあるのかもと思いつつ
大切にすることはすごく大切にするタイプで、
厳しい家庭に育っていて、かつお嬢様な女性に好きになってもらい、結婚しているところが、なんだか
人生っておもしろいなと感じさせる人物に思えた。
そう、
素敵な人だ!って思えたわけでした。
歳の差は16歳。
大人としての生活をする上で、年の差は関係ないけれど、
一方が若くなくなってしまうと、年の差は大きな差となってくる。
時間が経つにつれ、年の差のすごさも実感してしまう瞬間もでてくる。
でも、それをお互いどうやって補っていけるかというところが大切で、
やはり男性が年上というのは年の差があってもいろいろな包容力でカバーできるということも、気持ちよく理解できる例だと思えた。
昔、私も歳が離れた彼と付き合っていたし結婚したいとも思った時があって、
実際長く付き合っていた。
居心地がよくて、浮気されるとか困るようなことをされるよう苦労もなく、
しあわせだったことを思い出した。
結婚しなかったのは、お互いが自分の家族を納得させられなかったというか、
結局はそこを突っ走るほどの愛情がなかった。
それゆえ、歳の差で結婚している人たちの、愛の深さにはとても感動してしまう。
すごいなって思う。
久しぶりに、
こんな人がそばにいてくれたら、と思うタイプの人だった。
松たか子さんのことはファンだし、好きなタイプが同じだったことには
ちょっとだけうれしい。
結婚っていいものなのかな、って
なんだかそう思えた。
予定なんてないけれど、優しい人に優しくしてもらいたい。
そんな気分でいっぱいになってる。