妙齢になると、いろんなことに気を使う。
これも大人としての配慮だと思えば、自分のためかと納得できるけれど。
なんせ、メンズに気を使ってしまう。
この女性は自分より年上だと判断すれば、メンズは一歩も二歩も後ずさりしてから話しだす。これがなんとも言えずさみしく思えるのだ。
そして、恋人候補でもないし、友達でもない、ビジネスパートナーでもない、ただの知り合いかとなると、しっかりと「●●さん」と、さん付けで呼んでくれる。
わかりやすい。
わかりやすいからいいけれど、なんだかさみしかったりする。
これでいいのか。これでいいのだ。
バカボンの主題歌がぐるぐる回る。
なぜ気を使わなきゃならないのか?
自分が年上だからという気負いがどうしてもでてくるのか。
相手は別になんとも思っていないかもしれない。
むしろ、私が気を使っていう発言でハッと気付いて去っていったりする場合もあるかもしれない。
まあ、それで去っていくならそれまでの話。
さほど気にも留めてもらってなかったのが気付けただけでもいいか。
それにしても、誰かパートナーが欲しいと思いつつも、妙に気を使ってしまう自分のあほさにも辟易しながら、
それでもそんな私でもいいって思ってくれる人がいるかもしれないとほのかな期待をもちつつ、今日も一日が終わった。
あー、また明日から一週間か。
さっきの炭酸水がきつかった。水と思って飲んだら苦しい。
はー、きついなー。