いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

イケメンに見向きもしなくなったのはこれも加齢のせい

よくわからないけれど

私は年の離れた人と縁がある。

 

お付き合いする人は

ほぼ、年の離れた人だけど

それがもう居心地がいい

若い頃は年上で、若くなくなったら年下になった。

 

でも、ここ2、3年は同年代

上下5才くらいの人と過ごすことが多い。

年齢が近いという固定観念も入ってか、

これがまた、過ごしにくい。

何かにつけて、あれこれ思う。

 

ストレスがたまる。

 

 

 

基本的には

ジェネレーションギャップはOK。

大歓迎で、世代の違う話って楽しく聞けるのだけれど、

今は自分と同じだけ生きてきた人との

考え方の違い、人生観が浮き彫りにでてきて

そんなこと私にはどうでもいいと思うことの方が多い。

 

 

そんな中、

東京で働いている、

いわゆる「それだけの関係」のメンズが

仕事で来たから会おうと言ってきた。

 

もう何年も前から

本当に一年に一度会うか会わないかだけど

私のことは大切にしている様子。

その大切ぶりは、私の存在というだけのことで

普段は連絡も何もなく、でも連絡すればその空白期間が

全て埋まるくらいぎこちなさは全くない。

 

 

と、いうか、

男ってそういうもんなんだろう、とは思うので

さほど何も思わないし、

自惚れながら言えば「私がそういうキャラ」なのだ。

相手との時間を感じさせないような態度をとる、のかもしれない。

 

と言っても、

私はもう十分なおばさんだし、

トウが立ってるあたり体型にも出てきてる。

 

それなのに、

 

会おうと、言う。

 

 

 

今までは

とっても若いメンズに言ってもらえて嬉しい!と言う気持ちが大きかったけれど、

最近自分の加齢ぶりにがっかりする方が強すぎて

苦痛になってきた。

 

一旦会う日を断った。

 

苦痛すぎて、つらかった。

 

でも、顔だけ見たかったから、別の日に会うことにした。

 

彼がいるからと

嘘をついた。

 

て言うか、とりあえず

仲のいいおじさんがいるのは確かだから

私は一人じゃないんですアピールをした。

 

思っている以上のショックぶりに、

え、、、、、っとなる。

 

 

 

「それだけの関係」で

普段会ってなくて

しかもおばちゃんですけど、私。

 

というのを、頭の中で何回も言った。

なんで、そんな顔をするのかわからない。

 

年上の私がお金を出すわけでもなく

年上の私が会いたいというわけでもなく

特に私がアピールしてきたわけではない。

 

なぜだ。

 

というのも、彼は

かっこいいイケメンなのに。

モテるだろう彼の、

いつまでも私に執着する気持ちは

全くわからない。

 

 

会わない間も

他に抱く人だっていただろうに。

時間の経過とともに

忘れていくものかと思ってるのに。

 

 

 

 

 

 

 

結局1時間くらい粘られる。

 

ごめんね、としか言えない。

 

最後のバイバイの時の引きつった顔があまりにも

寂しそうだったから、

会う(顔をみる)のは最後ではないよ?って慰めてみた。

 

彼はホッとしたようだった。

 

 

ホッしてくれたのはいいけれど、

粘られて慰めなきゃいけないって

何をしてるんだ私と思いつつも

なんで私なんだ?と。

 

 

 

年齢関係ないから、という言葉は

私の思考にもマッチするのでそれは嬉しい限りだけれど

最近自信がない自分がいるから

どうしようもない。

 

 

「それだけの関係」は申し訳ないけれど

もうこの先はない。

 

確実にない、と決めつけてるあたり

やはり加齢には勝てないという気持ち。

 

その辺のやりモクくんとは違って、

彼は上京する前からの知り合いだからだろう。

 

 

ただ、ただ、

ありがとうとだけ思う。

 

 

 

バイバイしてそのあと振り返ったら

もうそこにはいなかったくらいドライなところなんかは

女性経験があまりないのか、

切り替えが早いのか、

多分両方を持ち合わせているんだろうけれど

 

さっきまで寂しい顔をしていたのに

もういない!っていうあたり

寂しくはなく

ちょっとおかしかった。