23ぐらいの時、
結婚を控えてる同い年の友達が、近所の子供におばちゃんと言われたことを話題にしていて、彼女は大人になった気分でわりと納得しながら言ってたけど、私はまだおばさんと呼ばれるには早いと感じていた。
最近、年下の友達が、私たちおばさんだし!というのをよく聞く。
たしかに私ももうアラフィフで若くないし、おばさんだ。
でも、自分でいうならともかく、私たち、というくくりに入れてくれるのはちょっと気に入らない。
そして、仲のいいおじさんが自分たちのことを「おじいさんとおばあさん」と表現して本当にイラつく。私は独身だし、彼だって孫がいるわけではない。
家族に加齢臭がすると言われたからって、私まで巻き添えにして欲しくない。
もう一度いうけれど、私は若くない。
おばさんだと、思う。
写真に撮られたら、素のおばさんの自分がいるし、歩き姿も全然若くないボテボテの歩き方をしている。
自覚はしているけれど、正直「そっとしていてほしい」
仕事の掛け持ちがしんどくて、この2年ほどで一気に老けてきたし太ってきたし、ああもう若くないんだと思うことも多い。
シワはなくても、顔のたるみはあるし、姿勢も悪くなってきた。
運動不足からか、更年期だからか足のむくみがどうしても取れずに毎日辛い。
でも
でもでも
人にはまだ言われたくない。
認めたくない。
おばさんになっている私だけど、ずっと前、随分年下の元カレがいた。
今でも仲良しの友達で、また会う日を約束している。
それまではちょっとでも綺麗でいたい。
元カレが「好きだった彼女」として、もう少し綺麗でいたい。
そのために、人から言われる言葉として「おばちゃん」は嫌なのだ。
言葉の威力は大きくて、テンション上がる言葉がいいし、ネガティブなのは潜在的にそう持っていかれそうで嫌だ。
みんな、自分の歳を認めて生きようとしているけれど、
歳にとらわれずに生きた方が楽しいはず。
自分の年齢を人にいうと言うのは、私としては認めてることだと思っていて好きではなくて(どうしても相手がそう見てくるから)歳の話をせずにお付き合いしていきたい。
さて、なんやかんや言っても
自分磨きしないと、見た目も全てが「おばちゃん」になる。
本当は私は自分から綺麗になる努力、怠っているのかもしれない。