いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

在宅ワークで会わない社員ばかり。派遣の試練。

私は派遣で働いている。

まあまあ大きな会社に勤めている。

 

特に毎日忙しいわけでもないけれど、仕事はある。

 

システム上、社員のスケジュールが見れるようになっている。

基本的に公開されていて、見られたくない場合は隠せる。

 

私の席のまわりは基本的に社員は在宅が多い。

それって派遣の私からすると仕事上、実は楽なのだ。

人が少ないところで、緊張もなく自分のペースで進められるから楽なのだ。

派遣は在宅ワークができないので毎日出勤しなければならないけれど、

自由が勝つから楽なのだ。

 

でも、

ふと。

喪失感に襲われた。

 

派遣はその会社で直接雇われているわけではなく、あくまでも派遣。

こういう社会情勢の時に、

派遣と社員の大きな壁が浮き彫りにされてるのが、

ふと、あほらしくなってきた。

 

正社員は何と言っても、会社に守られているんだなぁ。。。

そう思うと、

真面目に派遣先で仕事するのが、あほらしくなってきた。

 

さらに、社員の口から出る言葉で

は?って思うのが、

「会社が言うから仕方ない」と言うこと。

 

自分は会社で仕事したいんだけど、会社が来るなと言うから仕方ない。

 

それはごもっとも、かもしれない。

来たくても会社に来れない。

在宅ワークになったら、容赦なく時間が関係なくメールも打ち合わせも入る。

余計忙しくなってつらいという声も聞く。

 

ふーん。

 

私は在宅ワークはしたくないタイプで

会社で仕事するからこそ、はかどることはたくさんある。

在宅ワークだと通勤時間が楽とか(このコロナ禍にあると、通勤時間の安全性を考えれば安心だとは思うけれど)そんなことさほど関係はない。

そもそも、オンオフのメリハリがあってこそ仕事なんだという気持ちが大きい。

 

大きな会社にいると

そこにいる人たちのスキルなり会社での態度なりがわかるけれど

在宅で楽をしている人の方が多いように思えて来て

 

社員のそれと比較するわけではないけれど、

真面目に仕事するのがあほらしく思うと、

もうやる気が一気にダウンしてしまった。

 

休んだところで、なにも保証はない。

休んだ時間だけお給料が減るだけ。

そして、今の社会情勢だと確実に「コロナじゃないよね?」と

少なからずの疑いがかけれらる。

休むこともあまり快く思われないとは、本当に厄介なのだ。

 

 

もう一度いうけれど仕事をするのが嫌なわけではない。

 

正社員と比べて、

派遣という立場はつらいな、と痛感しているだけなのだ。

 

付け加えていうと、

この2、3年で定年を迎える人達も会社に残るか残らないかの選択ができるそうで、

(いい会社だ!大きい会社は違うな)

残ろうと思うひとの言い分は

当たり前だが「お給料減ってやっていけるか」という不安。

 

お給料減ってやっていけるかというのはいつのご時世でもあるとして、

この在宅が多い時期に隠居生活の練習までさせてもらえながらの定年後の会社員生活は

どの世代に生きている中でも

ありがたいんじゃないかとさえ思う。

 

そんな人の中で

仕事することにちょっとあほらしさを感じてやる気もないけれど、

 

そんな時は、

以前正社員で勤めていた会社の人と話す。

そこは正社員であっても、在宅ワークを取り入れてない会社だから。

ああ、在宅ワークをしない会社だってあるよね。

そうだよね。

 

・・・

喪失感に襲われて、

今週は休んでしまった。

社員にしたら在宅を含めてるからなんてことない、祝日前後に出社していないだけなのかもしれないけれど、実際私は有給休暇を使って休んでいる。

 

この先の金曜日も

社員みんないないけど、大丈夫?と言われている。

大丈夫?というのは私も休めということなのか、と毎回思う。

在宅できるわけでもない、有給休暇なんて数える程しかないのに会社の都合で休みたくない。

 

たぶん私は根本的に、

その格差をつけられながらの仕事が嫌なんだなと納得しながら、

早く派遣生活は辞めなければと思うのです。