いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

突然の連絡には対応できません

スマホにメッセージが入っていた。

もう2年以上前に疎遠になっていた、アスリートの男友達からだった。

元気?の一言だけだった。

 

私はもともとその人のファンだった。

スポーツにかける情熱が半端なく、また振る舞いが素敵だったから。

ほかの人にないストイックさが私のツボにはまって、私はずっと応援していた。

活躍を見ていて、勇気と忍耐力が大切だってこと、簡単に諦めないっていう姿勢はその人に教わったと思う。

ただ、アスリートの現役後の社会生活は難しいと言われていて、本当に結構苦労していたのを覚えている。現役を続けたくても、社会生活がそれを許してくれないというジレンマがあって、それを乗り越えるのも一苦労だったと思う。

大変さを傍目で見ていたら、個人的には結婚相手にはしたくないなと思ったくらいだった。

 

 

なぜ今なんだろうと思ったので、メッセージの返事はせずにfacebookで検索してみた。便利な時代だ。

あまりいい行為ではないかと思うけど、なぜ連絡してきたのかを探るため。

改めてみたら、

以前の投稿とは全く違っていた。

 

しあわせな投稿のオンパレードだった。

そう、結婚していた。

 

彼は、社会生活が不安定だったため離婚をしていたので再婚になる。

 

よかった。

常に奥様との2ショットで、楽しそう。

投稿にコメントしている人たちも、みんなうらやましがる内容だった。

もちろん、大好きなスポーツのことも投稿している。

 

苦労から脱出できたんだろうな、奥様のことを女神と呼んでいた。

奥様も、アスリートという一般的にはすごい人と結婚してとても幸せそう。

結婚もずいぶん前にしている。

よく見たら住んでいるところも変わって、落ち着いて生活しているよう。

 

よかった。

本当に安心した。

 

が!

facebookをのぞいたきっかけは、私に連絡してきたからなのだ。

 

ここが問題。

なんのためにわざわざ連絡をよこしたのだ?

 

私の思考としては、音信不通になった人はもう過去の人。

疎遠になるということは、もうお互いが違うところにいるということ。

友達であろうがどうであろうが、切れたら切れたで復旧はない。

目の前にいる人が今自分に必要な人としているなら、細い糸をまた手繰り寄せなくてもいいんじゃないかと思ってしまう。

そう、実は私は過去に全く思い入れはない。

これから先のことには興味があるけれど、過ぎた日々に登場してくる人はもう現実じゃない。

 

もちろん、現役でがんばってる限り応援はしている。

でも、それだけ。

 

申し訳ないけれど、返事はスルー。

 

 

笑顔で笑っているツーショット見てたら、

きっとこの奥様のおかげで今の安定した生活ができてるはず。

この奥様は女神だと思う。

しっかり今のしあわせを守りながらがんばってほしいと願うしかない。