いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

離職率が高い会社に行ってみた

派遣のいいところは、

自分で行きたいところを選べるところ。

言われたことをしていればいいし、残業してまで仕事に向き合わなくていい。

そして、イヤなら契約更新しなきゃいい。

解釈の違いはあるものの、だいたいそうだと思う。

 

私も派遣で働いているけれど、働きやすい会社に行かせてもらってる(採用してもらってる)から、いつも言われた以上のことも張り切ってやっている。

 

それは、担当の営業が派遣先とのやりとりでつける評価に繋がり、たぶん次の仕事にも影響する。

 

派遣こそ、自分を売りにして仕事をする上でサバイバルな生き方だと私は思っている。

 

そんな派遣生活で、この前契約終了で次を探している時に離職率が高い会社を担当する営業の目に留まってしまい、断ればいいものの、年齢ゆえ次がなかなか紹介してもらえないのと、生活がひっ迫しているので一日も早く働きたいと言う仕方ない理由から、受けたくなくても受けざるを得ない状況だった。

 

情けない。

 

情けないけど、働かなきゃいけないし、NGの仕事もチャレンジすべきかと気持ちを入れかえて、なんとかやってみることにしたわけです。

 

自分を武器にするどころか、自分の苦手なところに行っても、派遣先、派遣元、そして私もwinwinなものがないわけです。

 

ただ、派遣元の営業の協力してるだけにしか思わない。

 

 

それにしても、なんともハードワークな会社に入ってしまった。

次の自分のため!と、苦手なことをこなして悪口の対象にならないようにと励んでいるけれど、日が経つにつれ見えてきたのは、慣れてないから大変なんじゃないということ。

 

慣れないうちは大変というけれど、そこは1日目から即戦力で、長く勤めてる人とほぼ変わらない内容を訳わからないままこなし、超忙しいからわからないことを聞くのも要点まとめて手短にと言われ、いやいや、さっぱりわからないから要点がちんぷんかんぷん。

 

そう。

そこは忙しすぎるゆえ離職率が高すぎて、さらに人手不足で慢性的に忙しい会社で、いわゆるブラック。 

 

そして、あまりの人手不足のために、私たち派遣が自由に有給休暇がとれない事態に。

 

正社員はずっと募集しているし、面接もしている。

なのに、一向に入社しない。

忙しすぎてやめる人が多いのに、なぜか面接で落としまくってるからわからない。

とにかく合格出して、入社してもらえばいいのに会社側が選ぶ。

 

初めは、若くない派遣はこんな過酷な会社しか入れないのかと散々思ったけれど、辞める人が多いため、生き残っている人は皆「なんとか仕事を共有してほしい」という気持ちが強いため寛大で優しい。

今いる人たちが協力しなければならないと思っている。

 

ミスであっても、怒っている暇がないので他の処理をすることを促す。

許してくれるのだ。

誰かの作業が滞らないよう、手が空いている人は手伝う声をかけている。

誰もがどんな作業ができるようになっているので、みんななんでもできるのだ。

 

それなりに私もいろんな発見をしている。

毎日疲れてしまうのはかわりないけれど。

 

派遣はあくまで派遣なので社員は優しく接してくれるので、本当の社員の大変さは全部理解できてない。辞めたくなるようなことがたくさんあるんだろう。

拘束時間が長くて、仕事に集中するしかないところは私は辛いばかりだけど、それをよしとする人も多くいるわけで、日本人てほんと、真面目。

みんな真面目だなと思う毎日なのです。