いつのまにか更年期と戦っていた

これって更年期?と思うことや、勝手に更年期だからと決めつけたりしながら日々過ごす独身会社員のつぶやき

大人の階段の一段目が遥か昔だったことを感じている

姪が東京に行った

 

たぶん、もう帰ってこないつもりで行ってる

 

 

 

何も誰にも言わずに、ただ東京に行くとだけ

彼女のパパ(私の弟)は

どこまで知ってるのか知らないけれど

まわりから見ると父親らしく送り出した

 

きっと切なかっただろうに

 

 

離婚して二人暮らしで

姪のために精一杯の子育てをしたと思う

傍目から見て、偉いなと思った

だってさ

姪は家事の何ひとつできなかったから

 

見事に弟が全てしていて

大切に大切に育てたんだと思う

二人の絆は強いと思っていたのに

高校卒業してから

気持ちが変わったのか

遅い反抗期がやってきた

 

身内の私たちにまで

音信不通が続き

いや、別に彼女は普通に過ごしていたのかもしれないけれど

まわりはちょっと成長したのが受け入れ難かったのかもしれない

 

 

音信不通の間に

社会人になる準備をしていたのだけど

まさかの東京行きだった

 

 

いや、別に東京行くのを反対してるわけではない

東京に行かなきゃいけない理由があるのか?と

普段の彼女を見ていたら

不思議すぎた

 

関西の田舎に住んでるんだから

関西の都会に行けばいいじゃないか

 

 

色々思ったよ

そりゃ、結構仲良くしていたから

何も言ってくれずに東京行くんだもんね

 

 

ある日ジャニーズのイベントが大阪城ホールで開催された時

彼女は一人で行ったことがあった

小学生だし、そんな大阪城ホールなんて

行ったことない

電車と地下鉄乗り継いで、とても遠いのに一人で行った

 

私だったら小学生で行けないと思う

実は姪は行動力あるのかなと思ったその時のことを思い出した

 

本当は私たちが思うよりずっと

色々考えてるのかもしれない

 

東京に住むのは私も夢だったんだけど

色々なことに遠慮してできなかった

(時代かもしれないけど、会社で東京に異動希望出したら

女の子がわざわざ東京で一人暮らししなくていいと却下されたという

よくわからない過去話がある)

 

なので、姪が東京にただ行きたいというだけで

東京に行くのはすごいなと思っている

 

 

でも

身内には

ほぼ何も言わず

行ったのはちょっと寂しい

 

 

パパ(弟)は

会社休んで車で一緒に引越ししに行った

車で荷物持って行って

到着したと久しぶりにツーショットの写真を送ってくれた

 

切なかったろうに

 

 

弟の苦労も思うけど

ここは

姪が大人の階段登り始めたんだと

喜んであげなければならないな

 

そう思うと

自分の親たちもそんな思いを過ごしてきたのかと

親のことも思い出した

私は若い頃親にとってはどんな娘だったんだろう